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お年玉、どう与えてる?お金の価値の伝え方~ママ記者レポートvol.28

 

 ママ記者レポートとは・・・親の役割として参考にしたい「フムフム」を子育て経験のあるスタッフがレポートします。自身が学んだことや子育てで経験したことをコラムにし、このサイトで紹介していく予定です。ほっと安心できてちょっと役立つ「フムフム」をみなさまにシェアいたします

 

 

こんにちは!塾選び富山スタッフの山本です。いよいよ2019年、新しい年を迎えますね。お正月は子どもにとってもビッグイベント!うれしいお年玉が待っています。でもこのお年玉、「一体何歳まで渡すものなの?」「はじめから高額だと年々金額が上がって大変」など、ママたちのあいだではお年玉のあげ方に迷いがあるようにも思います。ただし、別の見方をすれば、お年玉は子どもたちに金銭感覚やお金の価値を教えるのにいい機会。今回はお年玉を通してお金の価値の伝え方を調べてみました。

 

 

 

 

お年玉だから硬貨だけ!?

 

 

先日70代の女性とお話ししていた時にお年玉の話になったのですが、その女性には6歳と10歳のお孫さんがいて、お孫さんたちには年齢分の枚数の硬貨を、全種類入れながらお年玉で渡すとおっしゃっていました。

お子さんにあたる息子さんたちの幼少時代から同じようにして渡していたそうで、たとえば6歳なら、500円硬貨1枚、100円硬貨1枚、50円硬貨1枚、10円硬貨1枚、5円硬貨1枚、1円硬貨1枚で合計6枚。10歳なら、そこに500円玉と100円玉を増やしてあげたりするそうです。

女性は「お年玉なんだから玉じゃなきゃ」と笑っていらっしゃいましたが、初詣のお賽銭はそこから出させて、あとは全部好きに使い切るよう言っていたそうです。

私はその話をきいて、シャレがきいているなと思ったのと同時に、自分が子どもの頃、紙幣より硬貨にワクワクしていた時の気持ちが蘇って、お年玉の楽しみ方を再発見したような気持ちになりました。

 

 

 


やっぱり気になる相場と使い道


 

世間一般的なお年玉の相場ですが、野菜宅配Oisixの調べたアンケートデータによると、未就学児1,000円、小学校低学年2,000円、小学校高学年3,000円、中学生5,000円、高校生5,000円以上でした。さすがに高校生にもなると、1万円という回答もではじめるそうで、なかなかの高額ですよね。

 

富山県の場合はどうかというと、2014年に株式会社引越し侍が全国のユーザーを対象に行った47都道府県別のお年玉総額によると、富山県の場合は、16,143円で全国40位というデータもあります。

 

また、株式会社バンダイのアンケート結果でも、小中学生のお年玉の使い道総合第1位は「貯金」でした。男子の使い道第1位は「ゲーム機・ゲームソフト」、女子の使い道第1位は「貯金」。女子の堅実な使い方がみえますね。

同じアンケートの中に「小中学生がお正月に楽しかった・嬉しかったイベント」の第1位に「お年玉をもらうこと」とありました。これをみると、やっぱりあげないわけにはいかないですよね。

 

ただ、お年玉は子どもがもらった後は、親が回収して貯金する家庭も多いのではないでしょうか。我が家では、車好きな息子たちに「お年玉は将来の自動車免許取得費用なんだよ」という刷り込みをして貯金させています。

 

 

 

 

「つかう」「ためる」「ふやす」「かりる」「かせぐ」


 

ファイナンシャルプランナー・八木陽子さんの著書「6歳からのお金入門」に、子どもの金銭感覚を養う指標がありました。それが「つかう」「ためる」「ふやす」「借りる」「かせぐ」です。

 

「つかう」については、大人も子どもも得意だと思うのですが、子どもには定額ずつでも「ためる」経験をさせておくのがベター。また「かせぐ」については、どうしたらお金が手元に入ってくるかを教えるのは大切ですよね。最近では、両親が具体的にどういう仕事をしているのか知らないお子さんも多いと聞きます。このあたりから話していくのもいいかもしれませんね。

 

私が注目したのは、「ふやす」と「かりる」です。「かりる」とは借金のこと。これから先、キャッシュレス化が進む中でお金が見えにくくなりますよね。お金のトラブルに巻き込まれないためにも必要な項目だと思います。「ふやす」は株式投資について。株式は経済の基本である需要と供給を学ぶのに最適。また、自分が応援する会社に投資することで、社会を動かす一員という自覚も芽生えます。

 

2019年のお年玉、我が家では貯金をちょっとお休みして、「つかう」「ふやす」あたりの勉強に利用しようかなと考えています。

 

 

 

参照:Oisix :「お年玉の相場」
バンダイこどもアンケートレポート Vol.233 :「小中学生のお年玉に関する意識調査(2017/1/31)

引越し侍:2014年11月から12月「お年玉に関する調査」

八木陽子 著(2007):6歳からのお金入門』 ダイヤモンド社

 

 

 

written by スタッフ山本
中学1年生・小学5年生の男の子の母親。読書・映画・マッサージが大好きです。子どもがまだ幼い時は手を焼いて悩んだものですが、子どもの年齢が二桁になるとあの時が懐かしくなります。ママが笑顔でいることが子どもの幸せ。元気をおすそ分けできる情報をお届けします!

 

 

 

お年玉は、親がわが子に教えることのできる最初のマネー教育ともいえますね。お子さんと将来の夢について自然とお話のできる機会でもあります。富山の小学生、中学生、高校生、その年齢のお子さんにふさわしい教育プラン、これからの進路についてお悩みのときは、塾選び富山も、お手つだいをさせていただけたらと思います。家庭教師、個別指導など「お子さんにあった塾選びの無料相談」ができます。富山市、高岡市、射水市、魚津市など、富山県内の塾ならお任せください。

 

 

 

 

 

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