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【教えて先生】高校受験まであと1か月。心構えと、行うべきポイントとは?~vol.13

 

「教えて先生!」は、子育てや学習などの悩みや質問を、塾選びアドバイザーの早水(ハヤミズ)が、保護者やお子さんに代わって富山県内の有志の先生に相談、解決のヒントをお答えいただくコーナーです。

 


ではまず、きょうのお悩みのご紹介です。

 

高校受験まであと1か月、心構えと、行うべきポイントとは?です。

 

 

お答えいただくのは、個別指導塾 Myアシスト の山本雅人先生です。先生!どうぞよろしくお願いします。

 

 

 

 

 

 

個別指導塾Myアシスト 塾長

山本 雅人先生(やまもと まさと)先生

 

勉強でもスポーツでも出来るようになるためには、『まずは挑戦』することです。出来ないと勝手に決めつけて挑戦しないことは、スタートラインに立っていないことと同じです。失敗してもそれに負けず行動し続けていくことで、いつしかその失敗が成功に変わっていくのです。 

 

 

まず計画をたてて、やるべきことをバランス良く「見える化」しよう

 

 

 

 

 

ハヤミズ

いよいよ、2019年3月7日木曜日と3月8日金曜日に実施される、富山県立高等学校入学者選抜日程まで1か月あまりとなりました。ベストの状態で入試を迎えるために、この1か月の心構えや、行うべきポイントをお伺いしたいのですが。

 

 

 

 

 

 

山本先生

入試前のこの時期は、受験生にとって1番不安な時期だと思います。
何をしたら良いのか、今これをしていて大丈夫なのか、あれこれ考えてしまって結局進んでいないということもあるかもしれません。

 

まず大事なことは、『計画を立てること』です。週ごとに今週は何をするのかを明確にして、今、優先してやるべき項目を書き出して、それをどの日に行うのか書いていきます。その際、1教科1時間の計画にする方が良いでしょう。

 

確認テストや模試が返ってくると、自分の弱点が見つかります。それを出来るようにするために時間を取ることは必要なことですが、その教科だけを何時間も何日も行う計画を書く人がいますが、そうすると特定の教科は瞬間的に上がっても、他の教科の点数が下がって、全体の点数が下がってしまいます。そうならないためにも、自分の行動を目で見て分かるようにし、バランスの良い学習を行うようにしてください。

 

 

 

 

 

 

ハヤミズ

計画表を作ることで、自分のやるべきことがみえて、精神的に落ち着けそうですね。日課表を決めて、本番まで生活リズムが乱れないように過ごすことが大切だと思います。

 

 

 

時間を計って解き、実戦力をつけていこう

 

 

 

 

 

山本先生

次に行ってほしいことは、『時間を計って解くこと』です。テスト後、生徒に感想を聞くと、「時間が足りなくて解けなかった」「焦って解いたらミスしてしまった」という声をよく聞きます。

原因は、普段の練習で時間を気にせずに問題を解いて、「解けました」としているからです。回を重ねるごとにテストの難易度は上がっていくため、以前のように1問にかけられる時間が、多く取れなくなってしまうのです。普段から時間を意識していない人は、テストの際に分からない問題に時間をかけ過ぎてしまう傾向にあります。

 

 

 

 

 

ハヤミズ

わからない問題は、時間をかけすぎないなど、ペース配分は、どのように行えば良いでしょうか?

 

 

 

 

 

 

山本先生

例えば、最近の数学は、大問8題で構成されています。見直しや予備の時間を4分とし最初の大問1を4分で解いたとすると、残り7問は1問あたり6分になります。大問1に時間がかかった場合は、6分も取ることが出来ない計算となります。具体的な数字で考えると、時間が足りないことがよく分かると思います。

 

 

 

 

 

 

 

ハヤミズ

本当にそうですね!テストの問題をぱっと見て、この問題は、このくらいの時間が必要だと、ある程度わかるようになると良いのですが、何かコツはありますか?

 

 

 

 

 

 

山本先生

①ふだんの練習のときから、大問ごとに時間を計り、自分自身で何分ぐらいかかって解けたのか、体内時計を養っておくこと。

分からない問題が出てきたときは、練習のときも後回しにすることが必要です。

練習で飛ばす習慣がない人は、本番でどのくらいの時間で次に行けば良いのか分からないものです。

 

 

 

 

 

ハヤミズ

わからない問題は飛ばして、次に行く目安となる時間は、どのくらいでしょうか?

 

 

 

 

 

山本先生

正直、2分考えて分からなければ次の問題にいくようにした方が良いでしょう。ただ、飛ばすだけでなく、一通り解いたらもう1度飛ばした問題に戻ることを忘れないでください。1度頭をリセットして問題文を読み直すことで、気付けることもあります!

 

 

 

 

 

ハヤミズ

これからは、問題を解く順番を考えて取り組むようにすると、より点数もアップできそうではないでしょうか。

 

 

 

 

 

 

山本先生

実際の入試問題は、時間があっても解けない問題もありますので、自分が解けなくてもよい問題の見極めも練習において養うことは大事でしょう。全ての問題を解かなくてもよいと考えたら、気が楽になりますよ!!1問ごとに正答率が書いてある模試もありますので、自分が解くべき割合を決めて、正答率が高かった問題をどれだけ間違えたのか見ていくことは良いでしょう。

 

 

 

 

 

 

ハヤミズ

試験の性質によって配点が変わるので、過去の答案も、配点や時間配分という視点から見直すことも大事ですね。

 

 

 

 

 

山本先生

最後に出来るようにしてほしいことは、『自分自身を知ること』です。この時期、知識を入れる(インプット)と、それを正しく使えるか(アウトプット)を繰り返すでしょうが、間違えた問題に対する振り返りこそが最も重要です!『なぜ間違えたのか・どのように間違えたのか・次に同じ失敗をしないためにはどうしなければならないのか』これを常に考えながら学習してください。

 

 

 

 

 

ハヤミズ

最後の勉強の総仕上げは、間違えた問題の分析ですね。塾の先生と相談しながら行うと良いと思います。今のうちにたくさん問題をシュミレーションして欲しいです。

 

 

 

 

 

山本先生

そうですね。間違えた問題に対して、答えを書き写して終わる人がいますが、それで次に解けるとは思えません。用語の暗記問題ならそれでよいかもしれませんが、記号問題でアやエと答えを書いて終わっても全く意味がないですよ。そこにある大事な知識を確認していかなければ同じ失敗をしてしまうのは必然です。

 

 

 

 

 

残り1カ月は、1番苦しい時期、でも1番伸びる時期

 

 

 

 

 

山本先生

残り1カ月は、1番苦しい時期ですが、1番伸びる時期でもあります。ただ勉強をすれば点数が勝手についてくるものではありません。『自分自身の弱点を知り、それを計画的に対策し、実践で使える能力にして』やっと結果に反映されるものです。なかなか結果が出ないという方は多いと思いますが、これは勉強だけでなく、スポーツでも何でも同じです。結果を出している人は、どこかで苦労をしています。その苦労を積み重ねていった結果が、自分の欲しい結果にたどり着くのではないでしょうか。

 

 

 

 

 

ハヤミズ

むしろ、これからの一か月は、伸びるチャンスと前向きにとらえて、最後まであきらめなければきっと、結果がついてくると思います。

 

 

 

受験勉強を通して、自分を成長させよう!

 

 

 

 

 

 

山本先生

最後は、本当に合格したいという強い信念をもって、毎日反復して知識を身に付けられるかどうかです。決して入試が勉強の終わりではなく、1つのゴールに過ぎません。受験勉強を通して、自分を成長させていきましょう。自分に負けず頑張ってください!

 

 

 

 


ハヤミズ

親御さんたちも、お子さんたちを信じて見守ってあげてくださいね。

 

 

山本先生、ありがとうございました。

 

☆山本先生のいる個別指導塾 Myアシスト 

 

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個別指導塾 Myアシスト 

住所:〒939 -2706 富山県富山市婦中町速星364-103

 

 

 

 

 

 

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