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【自力で東大現役合格の尾間さんに聞く】~vol.2 高校入試のための効果的な勉強法とは?

 

来年3月、または、いずれ高校受験を迎える中学生や小学生のお子さんの保護者のみなさま、お待たせしました!!4月から好評連載の尾間俊雄さんの【自力で東大現役合格の尾間さんに聞く】シリーズ第二弾をご紹介します。今回は、高校受験に焦点をしぼって、ご経験談を伺いました。

 

 

 

 

 

 

 

尾間俊雄(おま としお)さん

 

富山県高岡市出身。高岡高校普通科、

東京大学経済学部卒。

 

・大学卒業後、株式会社NTTデータ入社。

・富山にUターン後、地元企業勤務を経て

「超図解ズーミング数学」の開発、販売に携わる

 など、IT関連の仕事に従事。

・「偏差値が15上がる勉強法」を伝える講座が好評。

 

 

 

 

 

こんにちは。尾間俊雄です。

今回は高校入試をひかえた中学生とその保護者様向けに、高校入試のための勉強法をお伝えします。

中3当時の私がやっていた勉強の中身を紹介しつつ、現在の私のノウハウと照らし合わせて「より効果

的なやり方」を解説していきます。

 

 

 

 

中学3年当時の私の勉強法

 

 

 

 

中学生の頃は、塾も家庭教師も使っていなかったので基本的に自分で勉強を進めていきました。

ちなみに東大合格者12名に以前行ったアンケートの結果では「高校入試で家庭教師を使っていた人」

は0名、「塾に行かなかった人」は10名でした。

 

 

さて、私が実際に受験勉強を始めたのは中3の夏、部活を引退した後になってからでした。

勉強内容は、宿題になっていたワーク・問題集を解きまくるというものでした。

 

 

ただし、使う教材を増やし過ぎないように意識していたので、1回解いた問題も、もう一度解きなおし

て、ちゃんと解き方が分かっているかどうかを確かめることを実践していました。

(この問題が入試で出たとき、ちゃんと同じように解けるのか?)

 

 

こんなことを気にしてしまう小心者だったので、特に明白な理由もなく「反復学習」をしていました。

いま思えば、このビビりな性格のおかげで「勉強の王道である反復学習」をするという習慣を身につけ

ることができました。結果的にこの習慣が大学受験でも大いに効果を発揮したわけですね。

 

 

 

 

 

もし今、高校入試をやり直すならどんな勉強をするか?

 

 

 

 

今の自分が身につけている勉強ノウハウで、高校入試をやり直すとしたら何をするか?

このような妄想をした場合ですが、基本的に反復学習が大事だという点は同じなので、当時の私のやり

方に少し改善を加えた内容になると思います。

 

 

なので、重要なポイントだけを挙げると以下の5つに整理されます。

 

1・使う教材、問題集を絞り込む(あれこれ手を広げすぎない)

2・教科書レベルの基礎を身につけてから入試レベルに入る

3・問題の解き方、考え方がきちんと解説された教材を選ぶ

4・高校入試の過去問をたくさん解いて、考え方を身につける

5・勉強、睡眠、食事、遊びのバランスを維持する

 

では、順にお話していきます。

 

 

1・使う教材、問題集を絞り込む(あれこれ手を広げすぎない)

 

 

本屋に行けば山ほど参考書がありますし、塾へ通えば専用の教材を使うこともありますよね。しかし、理想的なのは、学校でもらった教材や問題集の内容を全部記憶するまで使い込むというやり方です。富山県の高校入試の場合、「新研究」の教材を3回くり返すつもりで勉強の計画を立てると良いでしょう。

 

 

 

2・教科書レベルの基礎を身につけてから入試レベルに入る

 

 

時間が足りないからと言って、いきなり応用問題をやっても時間のムダです。応用で必要な基礎知識をどう使えばよいのかを理解する以前に、基本が身についてないので、結局そこからやり直すことになります。目安としては中学3年の夏休みが終わるまでに3年分の基礎を復習して、数学の公式や、英文法などを正確に理解した状態にしておきましょう。

 

 

3.問題の解き方、考え方がきちんと解説された教材を選ぶ

 

 

問題を解いて、答え合わせだけをして満足している人が本当に多いですよね。ハッキリ言いますが、それは勉強したつもりになっているだけで、学力はほとんど伸びていきません。

 

受験勉強では、間違えた問題を次回正解できるようにするための解き方、考え方を身につけていくことが大切です。そのために解説をきちんと読まないといけません。だからこそ、解説の内容がしっかりしたものを選ぶ必要があります。

 

 

4・高校入試の過去問をたくさん解いて、考え方を身につける

 

公立高校の入試問題の場合、よく出る問題のパターンは都道府県によって決まっています。なので、中学3年の秋ごろから過去問をどんどん解いて、解き方を身につけることは効果的です。

 

 

特に数学は要注意です。学校の定期テストと入試問題の中身のレベルの差が大きいので、早めに応用的な考え方ができるようになっておかないと、かなりの不安を背負って受験生ライフを送ることになります。

 

 

 

5.勉強、睡眠、食事、遊びのバランスを維持する

 

 

受験生だからと言って、勉強ばかりしているとストレスでパンクします。適度に遊んで睡眠もしっかり取ることが大切です。中学生はまだ成長期ですし、脳は寝ている間に記憶を整理、定着させるので睡眠時間を無理に削るようなことはしてはいけません。

 

 

遊ぶ時間、体を動かす時間も適度に入れることで全体的な効率は上がります。「最初はちょっとのつもりだったけど、つい長い時間遊んでしまった!」という事をふせぐためにストップウォッチを使って制限時間を決めておくと良いでしょう。

 

 

以上が、高校入試をやり直すとした場合にやる勉強法のポイントです。これから高校入試をむかえる中学生、保護者の方はぜひ参考にしてください。

 

 

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貴重なお話をありがとうございました。反復練習は、大人になってから何かを習得するときにも大切なことですね。尾間さんの勉強法のお話は、来月にも続きます!ぜひ楽しみにしてくださいね。

 

 

 

 

 

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