「小学校・中学校の部活に入部してから、勉強時間が減ったみたい…。」
お子さんが部活にばかり時間を取られていると、親としては心配になってしまいますね。
勉強の中でも、いくら時間があってもたりないものに「英単語の暗記」があげられます。
高校受験生に受験の時一番後悔したことをアンケートでとったところ、「英単語をもっと覚えておけばよかった」が一番多かったそうです。
とはいっても英単語の暗記は、地味で時間がかかる作業。
苦手意識のある子の方が多いのではないでしょうか。
今回は辛い暗記時間を少しでも減らすために、家で簡単に・楽しくできる英単語暗記法をご紹介します!
まず家の中を見渡して、子どもが英語で言えそうなものが多い場所を探します。
リビングやキッチン・勉強部屋など、子どもの興味を持ちそうな場所がいいですね。
場所を決めたら、子どもと一緒に「英語で言えるもの」を探してみましょう。
簡単なものからで大丈夫です。
例えば、キッチンであれば食べ物やキッチンツールなど、英語で表現するものがたくさんありますね。
はじめに「分かる!」「楽しい!」と興味を持たせることで、子どもの好奇心を刺激します。
次は英語で言えないものを探して、ふせんを貼っていきましょう。
「英単語をぱっと思いつかなかったら白紙のふせんを貼る!」というふうに、ゲーム感覚でどんどん見つけていきましょう。
体を動かしながらやるので楽しくできますよ。
白紙のふせんを貼ったら、辞書で調べてふせんに英単語を書きこみましょう。
さらにわからなかった単語を1冊のノートにまとめて、書き込んでいきます。
その際、赤色の暗記シートとマーカーを使うことをオススメします。
単語は緑のペン、単語の意味は赤のペンで書いておけば、あとから緑シートと赤シートを使って効率よく
暗記できます。
これで自分専用の暗記帳のでき上がりです!
ふせんに英単語を書き込んだら、貼ったままにしておきましょう。
実物を見ながら単語を確認するので、記憶しやすくなります。
生活する中で何度も英単語の書かれたふせんを目にするので定着率も高くなりますよ。
英単語を覚えたらはがしましょう。
どうしても覚えられない単語は蛍光色のふせんに変えるなど工夫をし、確実に覚えてわかる単語の数を増やしていきたいですね。
作成したノート(自分専用の暗記帳です!)を使って時間をおいて復習をしましょう。
繰り返しのこまめに復習することで、記憶に定着させることができます。
忘れてしまっていても落ち込まずに何度も反復を行いましょう。
電気のスイッチに「turn on the light(明かりをつける)」やティッシュの箱に「Can I have a tissue?
(ティッシュ取って)」などの会話やフレーズも貼って、表現をまるごと覚えましょう。
身近な表現をグループで覚えることで、英語を楽しく学ぶことができます。
子どもと一緒に、家の中ものに英単語のふせんをつけて記憶する方法をご紹介しました。
英語を読み解くには、どうしても単語力が必要です。
身の回りには教材となるものがあふれているのですから、興味を持ったものはどんどん調べる習慣をつけさせたいですね。
本で読んだ意味の分からないカタカナ英語、街の看板、好きなアーティストの英語の歌詞など、気になったら調べるを繰り返せば、ボキャブラリーは何倍も豊富になります。
ぜひ、「おうち英語図鑑」を作って家族で一緒に楽しく英単語の暗記に取り組んで下さいね。
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ーーーーーこの記事を書いたのはーーーーー
荒井 有紀 (あらい ゆき)
現役キャリアコンサルタント
子どもの教育について模索中。
子育て本とビジネス書を読み漁る日々。
趣味は旅行とショッピング。
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【参考文献】
清水章弘,『東大式ふせん勉強法』,株式会社ディスカヴァー・トゥンティワン,2020年