「長い時間集中して疲れたな~。ちょっと気分転換に休憩しよう!」
長時間勉強や仕事を続けていると、休憩をはさみたくなりますね。
でも普段やっているリフレッシュ方法の中に、かえって脳を疲れさせてしまうものがあるのをご存じですか?
こんにちは。子どもにぴったりの学習塾・個別指導塾を紹介する「塾選び富山」スタッフの荒井です。
休日であれば勉強や家事の間に、家族で一緒におやつを食べるなどして休憩をとることもありますね。
せっかく休憩をとるのであれば、効果的に頭をリフレッシュしたいものです。
そこで今回は、休憩を取るつもりが逆に脳を疲れさせてしまう、やってはいけないリフレッシュ方法をご紹介します。
眠気覚ましや気分をすっきりしたいときなど、ブラックコーヒーや緑茶を飲むことが多いと思います。
コーヒーなどに含まれるカフェインの効果として、確かに眠気覚ましや集中力のアップが期待できますが、飲み過ぎは逆効果になるようです。
1日3杯ほどなら健康に良いそうですが、それ以上はイライラや不眠の原因になってしまいます。
どうしても飲みたければ、ノンカフェインのコーヒーや麦茶・ルイボスティー・炭酸水などに切り替えるようにしましょう。
疲れたときにチョコレートやクッキーなど甘いものを食べると、幸せな気分になりませんか?
そもそも疲れたときに甘いものを取りたくなるのは、血液中のブドウ糖が不足しているため起こる現象です。
そんな時に甘いものを食べると、血糖値が上がり一瞬元気が出たように感じます。
でも一時的に血糖値が上昇しても、下がるときにまた低血糖の状態となり、かえって精神が不安定になり、疲労感が増してしまいます。
最近はエナジードリンクがブームになり種類が豊富に出ていますが、エナジードリンクには糖質とカフェインが大量に含まれています。
砂糖の取り過ぎにならないよう、おやつを食べるときは糖分の多い食品を控えるよう気をつけて下さい。
ついつい疲れたときやストレスがたまったときは「寝るのが一番!」と、寝すぎや寝だめをしてしまいがちですが、この行動もNGです。
ぐっすり眠ることで、疲労回復やストレス解消にはなりますが、起きる時間がいつもの時間と2時間以上差が出ると、体内時計のリズムが乱れて生活のリズムを崩れてしまいます。
生活リズムが狂うと結果的に睡眠の質が下がり、疲れがとれません。
どうしても睡眠時間を多く取りたい場合は、「早寝」をして、起きる時間をいつもの時間に合わせるか、15分ほどの「昼寝」をするのがおすすめです。
「音楽を聴きながら・テレビをBGMにしながら勉強したほうがはかどる」と、ながら勉強を習慣にしていませんか?
音楽を聴くとモチベーションや集中力が上がりそうな気がしますが、実は音楽やテレビを見聞きしながらの勉強は非効率であると科学的に証明されています。
脳は複数のタスクを同時に処理することができないため、脳への負担が大きくなり集中力を下げてしまいます。
5つ目のやってはいけないストレス発散法は、ネットサーフィンやSNSです。
ちょっとした息抜きとして、ついついスマホを触っていませんか?
ネットサーフィンやSNSは手軽にいろんな情報を得ることができますが、新しい情報を得ると脳が興奮し、休まらない状態になってしまいます。
次々新しい情報が気になって調べ始めたり、ネットショッピングをしたりと脱線してしまうこと、よくありますよね。
スマートフォンは便利なアイテムではありますが必要なときだけ使う、勉強中は通知をオフにするなど、節度を保って使いたいですね。
やってはいけない逆効果リフレッシュ方法5選をご紹介しました。
勉強に仕事に毎日忙しく過ごす中で、どうしても疲れはたまってしまうものです。
「良かれと思っていたリフレッシュ方法が、実は逆効果だった!」ということがないように、今回ご紹介したやってはいけないリフレッシュ方法を避けて、自分に合った方法を見つけて下さいね。
ーーーーーこの記事を書いたのはーーーーー
荒井 有紀 (あらい ゆき)
現役キャリアコンサルタント
子どもの教育について模索中。
子育て本とビジネス書を読み漁る日々。
趣味は旅行とショッピング。
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