いよいよ受験シーズン本番。
富山県内の私立高校推薦入試は、1月からすでに始まっています。
「推薦入試を受けるけど、面接の試験が不安でしょうがない…」
「人前で話すのは苦手。面接で緊張しないようにするにはどうしたらいい?」
大人でも面接は不安で緊張するものです。
高校受験が初めての面接になるお子さんは、なおさら不安と緊張でいっぱいになってしまうことでしょう。
本記事では面接が心配なお子さんへ向けて、不安や緊張を抑えて面接を受けられる方法を6つお伝えします。
面接の様子や聞かれることがわからないと、なおさら緊張してしまうものです。
事前に面接の全貌をイメージできるように、面接に関する本を1冊読んでおきましょう。
面接でよく聞かれる質問は何か、どのような点に気を付けると良いのかなど、重要な項目をしっかりと把握してください。
面接の流れを事前に知っておくことで、落ち着いて面接を受けられますよ。
おすすめの本は、『高校入試 合格ガイド 面接試験』 (受験研究社)です。
(amazonより引用)
『高校 入試合格ガイド 面接試験』には、面接試験のポイントやよく聞かれる質問が分かりやすくまとめられています。
イラストが多く使われているので、本番をイメージしながら読むことができますよ。
本を購入すると、何度も面接の練習ができる「面接試験トレーニング動画」が視聴できるので、繰り返し活用してくださいね。
面接対策本に、質問の例文がたくさん書かれていましたね。
まずは質問に対して、自分はどう答えるかを文章にして書き出してみてください。
全ての質問と答えを書き出すと、かなりの文章量になると思います。
書き出し終わったら、その文章を学校や塾の先生に見てもらい、より良いものになるよう繰り返し添削してもらって下さい。
いつものがんばりを見てくれている親に見てもらい、話をふくらませてもらうのも良いですね。
満足のいく応答集ができたら、いよいよ話し方の練習に移ります。
面接は場数を踏むことが大切なので、練習回数はより多い方が良いです。
質問の答えをある程度暗記できたら、学校の先生や塾の先生と面接の練習をしましょう。
面接の練習は緊張するし、気恥ずかしく思うかもしれませんが、「志望校へ入学するため」という目的意識を持って積極的に練習を希望するようにしてくださいね。
また面接練習では、先生の目を見て、笑顔ではきはきと話せるように練習を繰り返してください。
練習後は、面接の良かったところや直した方が良いところを先生から聞いて、次回までに改善するようにしてくださいね。
「学校の先生が忙しそうで、なかなか面接練習をしてもらえない!」という場合は、塾の先生や親に頼んで練習に付き合ってもらい、面接の経験を積んでください。
面接の練習となると質疑応答ばかりが気になり、服装や髪型のことを後回しに考えてしまいがちなものです。
そこで、事前に当日の服装・髪型にして、先生に意見を聞いてみて下さい。
先生に何か指摘を受けた場合は改善し、OKが出るまで見てもらうようにします。
いざ当日になって、「この髪型は清潔感がない?」「スカートの長さはこれでいい?」と不安になると、面接も不安になってしまうものです。
面接当日の心配事をできるだけ少なくするため、服装・髪型も完璧に準備しておきたいですね。
「本番まで緊張し続けて、疲れてしまう…」という性格の場合、気持ちを落ち着かせる対策が必要です。
緊張を和らげるため、普段から使っている「お気に入りグッズ」を持って行きませんか?
自分を勇気づけてくれる好きな音楽を聴くのも良いですし、気持ちを落ち着かせてくれるアロマオイルを2~3滴ハンカチに垂らして行くのも良いですね。
おすすめのアロマオイルは、ペパーミントやレモン、ローズマリーなどです。
不安をやわらげ、面接前の不安な気分を明るく前向きに勇気づけてくれますよ。
☆匂いが苦手という人もいるので、あまりつけすぎないようにご注意ください。
どれだけ練習しても、当日はどうしても緊張してしまうものです。
そこで、面接を受ける時の気分をコントロールしてみましょう。
面接を受ける時は自分が輝いていた時や、活躍したときの気分を思い出して、自己肯定感を上げた状態で臨みたいですね。
面接までに多少時間があるなら一旦トイレの個室へ入り、ストレッチをし、バンザイやガッツポーズなど気持ちが前向きになるポーズをとってみてください。
血流が増え、緊張を和らげることができます。
いよいよ本番というときには、部屋に入る前に手をしっかりとにぎり、自分が今まで努力してきたことを思い出して「やるぞ!」と心の中で唱えてみてください。
緊張感をもちつつ、前向きな気持ちで面接を受けることができますよ。
不安や緊張を抑え、前向きな気持ちで面接に臨む方法を紹介してきました。
先日受験生向けのテレビ番組で、俳優さんが「緊張した時にはそんな自分も認めて、私は余裕です!という『心のお面』を被ります」と話していました。
面接に不安や緊張はつきもの。
余裕がありそうなライバルたちも、みんな同じように緊張しています。
事前にしっかりと面接対策をしたなら、あわてずに自分ならできる!と「心のお面」を被って試験に臨んでくださいね。
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白崎 真弓 (しらさき まゆみ)
塾選び富山スタッフ/元塾講師
好奇心旺盛な娘と体力が有り余る息子の子育て奮闘中。イベントやワークショップに子連れで良く参加している。
趣味は旅行、ヨガ。
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