「うちの子、留学に興味があるみたい。留学に有利な大学があるってホント?」
子どもが留学に興味をもっているようだけど、情報が少なくて困っている…なんてことありませんか?
こんにちは、子どもにぴったりの学習塾・個別指導塾を紹介する「塾選び富山」の教育ライター平です。
コロナも終束し、留学したいと考えている学生が年々増えていますが、大学の中には留学に有利な学校があるのをご存知ですか?
大学によっては、留学期間中の授業料が免除されたり、留学によって単位が認定されたりするなどの、便利な制度があります。
いっぽう、「進学した大学では英語能力が高い学生しか留学できず、希望通りの留学ができなかった…」という残念なケースもあります。
後悔することがないように、進学する大学にどのような留学制度があるのか、早めに情報収集しておきたいですね。
本記事では、海外に興味がある中学生・高校生に向けて、留学のメリットや大学がもつ留学制度についてご紹介しています。
まず留学とは、日本を離れて、海外で文化や言語、専門知識を学ぶことを言います。
海外への留学期間が3ヶ月以内を短期留学、それ以上の在籍期間を長期留学と呼びます。
留学の代表的な例として、英語を学ぶための語学留学がありますね。
まずは、留学するメリットを3つお伝えします。
海外で生活することで、ネイティブ(現地で長く生活する人)が話す生の英語に触れることができます。
日本でも英語の勉強をすることはできますが、教科書にはのっていない現地の人が使う言い回しやカジュアルな表現を学べますよ。
ホームステイや現地の学校に通うことで、日本とは違った食生活、生活環境を経験できます。
海外では、「店員さんと世間話や雑談することが多い」「お風呂は湯船につからずシャワーだけ」「お弁当がりんごとパンにハムを挟んだだけ」などと、日本との生活習慣や食生活の違いに驚くこともあるようです。
日本とは異なる文化や価値観に触れることで、文化の違いを知ることができるし、世界各国の留学生と交流することで、海外に友達を作ることができますよ。
留学すると、買い物や出かけるのも、自分で調べて行動します。
英語が通じなくて悔しい思いをしたり、他国の文化や風習に戸惑ったりすることもあるでしょう。
現地での生活や学業を通して、コミュニケーション能力や語学力、成功体験や経験値を増やすことができますよ。
では実際に、学生が留学するためには、どんな方法があるのでしょうか?
留学には、エージェント(留学の手続きを代行してくれる)を通して留学する方法と大学(日本と海外の大学で学生を派遣し、受け入れ合う交換留学)を通して留学する方法があります。
2種類の留学方法、それぞれのメリット・デメリットをお伝えします。
留学エージェントは、航空券、保険、ビザの申請、英会話のレッスンなど、時間や手間のかかる手続きを全て代行してくれます。
代行は各種手続きだけでなく、現地にいる職員がホームステイ先の紹介、学校への手続き、携帯電話の購入など、サポートしてくれますよ。
サポート内容が手厚いので、初めての方でも安心して留学することができます。
個人で申し込む形になるので、選考がなく、希望する大学や学部に留学できる可能性も高くなるでしょう。
【メリット】
・1人では対応できない面倒な手続きをお願いすることができる
・留学相談がしやすい
・留学先や期間を自由に決めることができる
・語学留学やボランティア、インターンシップなど様々な留学目的に対応することができる
【デメリット】
・学費と生活費の両方がかかるため、費用が高くなりやすい
・大学に通っている場合は、休学が必要となり、大学の単位として認めてもらえない
・信頼できるエージェントかどうかを自分で判断しなければいけない
大学を通す場合は、大学を約1年休学し、海外の協定校へ留学します。
大学によっては、留学のための奨学金給付制度や、単位認定制度(留学が単位として認定され、4年間で卒業できる)などがあり、学生が留学しやすいように工夫されています。
【メリット】
・留学中も在学期間に含まれるので、休学しても4年間で卒業できる
・留学歴をアピールすることで、就職に有利になることがある
・留学にかかる費用は、食費や生活費のみで費用負担が少ない
・宿舎の確保や協定校からの留学生として優遇してもらえる
【デメリット】
・成績の評価や語学試験など学内の選考がある
・語学力が高い人が選ばれやすい
・倍率が高いので、必ずしも希望する留学先に行けるわけではない。
費用を抑えたいかた、4年間で卒業したいかた、2つの大学で同時に単位を取りたいかたは、大学を通して留学したほうがメリットが大きいというわけです。
次に、大学を通して留学する3つの方法についてお伝えします。
交換留学とは、日本の大学に在籍したまま、海外の大学に半年から1年間程滞在できる制度です。
語学のスキルを学ぶためではなく、海外の大学で自分の興味がある分野や専門知識を深めることが一番の目的になります。
留学中も日本の大学に籍を置いたままになるので、日本の大学のみの授業料となり、留学先の授業料は免除されます。
海外短期研修は、夏休みや春休みなどの長期休暇を利用して、海外の研修に参加する制度です。
研修内容は、語学研修目的や専門分野の知識を深めるためなど、大学によって違います。
海外短期研修の滞在期間は、2週間~3ヶ月以内と短期間のため、1年間の長期留学に比べると費用面での負担が少ないので、必修科目になっている大学もあります。
「夏休みや冬休みの短期間だけ気軽に留学したい」と思う学生におすすめです。
ダブルディーグリーとは、海外の協定校に1~2年間留学し、単位取得に必要な試験に合格すると、2校の学位を同時に取得できる制度です。
「海外の大学の学位が欲しいから、日本の大学を卒業してから再度海外の大学に入学する」という手間を省くことができます。
4年間で2つの学位がもらえるのは、時間と費用を短縮できるので、学生にとって大きなメリットになりますね。
提携校とは、日本と海外でお互いの国の学生を派遣しあっている大学を指します。
大学の留学関連ページを見ると、提携校の多さや自分が留学したい国へ留学できるのかを確認できます。
また実際にどのくらいの人数が留学できているのか、派遣数もチェックしておきたいですね。
派遣数を見ると、大学が留学にどの程度力を入れているのか分かりますよ。
大学によって、留学の目的や内容が大きく変わります。
単位互換制度(留学先で取得した単位を日本学校の単位として認めること)の有無や「4年間で卒業できるのか」「留学先に学びたい授業内容があるのか」「留学中の学費免除」や「留学期間」などについて、事前に確認しておくことをおすすめします。
入学してから「進学した大学に、留学したい国や便利な制度がなかった(涙)」とならないように、志望校選びには時間をかけたいですね。
大学を通して留学する場合、日常会話程度の語学力が必要となります。
大学の応募条件には、TOEFLやIELTS試験での高得点や日常会話に困らないよう語学力を求められることがあります。
大学によっては、事前に授業で英会話のレッスンを受けられたり、語学の受験対策をサポートしてくれたりするので、どんなサポートがあるのかも、調べておきたいですね。
最後に留学に強い大学について、5つご紹介しますね。
東京外語大学は、他国の文化や国際社会について学びたい学生が多く集まり、海外の言語や伝統、文化についての知識を深める講義を多く取り入れている大学です。
在学生の約8割が在学中に留学するので、留学しやすい環境が整っていますよ。
また世界65か国、178大学と協定を結んでおり、留学先の選択肢が豊富です。
1年間の交換留学、休学しての留学、夏期や冬期限定の短期留学など選択できます。
国際教養大学は、世界で活躍できる人材の育成を目指している学校で、少人数制の授業では全ての授業が英語で行われます。
また専門科目を学びながら語学を磨くことを目的に、必修条件として学生全員が留学します。
協定校は51か国、205大学あり、たくさんの留学先があります。
英語の授業では、ディスカッション(学生同士の討論)やプレゼンテーション(みんなの前で発表)を学ぶことができるので、留学先でその経験を活かすことができますよ。
法政大学は、派遣留学制度(交換留学)と認定海外留学制度(希望する海外の大学と法政大学の学両方から許可をもらって留学する制度)があります。
法学部国際政治学科と国際文化学部(スタディ・アブロード・プログラム=語学力や海外の文化を深めるための研修)の学生は、全員が必修科目として短期留学します。
派遣留学制度では、50か国・協定校が270大学あり、語学力や成績などの選考により、選ばれた大学の3・4年生が1年間もしく半年間留学します。
また留学生全員に最大70万円または100万円の奨学金が支給されます。
立教大学は、異なる文化や新しい価値観を身につけることを大切にしている大学です。
世界各国に140の協定校があり、語学留学や専門分知識を学ぶことができます。
また全ての学部の学生が留学するチャンスを得られるようにと、夏休みや春休みを利用した全学生対象の留学もあります。
短期や長期留学希望など、留学目的や自分の学生生活に合わせて、留学期間を選ぶことができますよ。
金沢大学は、スーパーグローバル大学(国際社会で活躍できるような人材を目指して、世界的なレベルの高い教育を行う)の1つに選ばれ、語学の習得や異文化交流に定評があります。
交換留学では、55か国、227大学の協定校があり、半年から1年の派遣留学や2週間ほどの海外研修、語学研修に参加できます。
また金沢大学では、留学希望者に向けて、4月~6月に留学イベントや説明会を開催していますよ。
本記事では、海外に興味がある中学生・高校生に向けて、留学のメリットや留学方法、大学を通した留学の魅力についてご紹介しました。
留学を検討している方は、早めに志望校を選んで、「希望する国・留学制度があるのか」「どんなサポートを受けられるのか」などの情報を集めておきたいですね。
また大学のオープンキャンパスで行われる留学用のイベントブースや国際交流の催し物に参加して、留学についての知識を深めてみてはいかがでしょうか?
本記事でご紹介した「留学を目指す大学選びで注目するべき3つのポイント」を、志望校選びに役立ててもらえれば嬉しいです。
「塾選び富山」では、英語を積極的に学びたいお子さんやTOEFLやIELTSなどの語学受験対策に力を入れている学習塾・個別指導塾をご紹介しています。
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ーーーーーこの記事を書いたのはーーーーー
平 寛子 (たいら ひろこ)
「子どもが毎日笑顔になる子育て」をモットーに
試行錯誤しながら子育て中の主婦です。
仕事の合間に脳科学や学習習慣を学び、
進んで学べる子になる方法を模索しています!
趣味は歌を歌うことそして写真を撮ること。
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