こんにちは!田畑です。
来週からいよいよ新年度に突入ですね。
新学年を迎えるにあたってワクワクする人、不安な人、様々だと思います。
さて、愉開塾でも新年度を迎えるにあたり新授業を開講します!
その名も「小学6年生のための中学英語先取り授業」!!(長い…
その名の通り今年小学6年生になる生徒に1年間かけて中学英語への準備をしてもらえる授業です。
Q.なぜこの授業が必要なの?
A.小学英語と中学英語の授業内容が大きく異なるから
2020年に小学校の英語が教科化されましたが、現段階では話す・聞くがメインのコミュニケーション英語の授業内容に偏っています。
一方で中学校で学習する英語は読む・書くがメインのアカデミック英語の基礎を身につける授業内容です。
僕の教室に通う今年中学1年生になる生徒たちは英単語を覚える習慣や文法に則した英文の作成能力というものはほとんど持ち合わせていませんでした。
つまり小学校で習う英語と中学校で習う英語は根本的に分野が異なるものになっているのです。
Q.なぜ小6からやんなきゃいけないの?
A.中学英語の授業スピードが異常に速いから
2021年には中学校の教科書改訂が行われ、これまでに比べて格段に授業ペースがあがりました。
以前は1学期の中間テストまでにアルファベット・be動詞の文法くらいの学習を行う程度だったのが、
去年からは同期間にbe動詞・一般動詞・助動詞canの文法の学習を行っています。
これは本来3か月ほどかけて学習する内容量です。どうなってんだ…
このカラクリの答えは小学英語の教科化の影響と言えるでしょう。
「小学校で単語を覚えたり、簡単な英文法は習ってきましたよね?」
こんなトーンで中学校の先生は授業を進めてしまいます。
アルファベットが書けないなんて口が裂けても言えない空気さえ感じさせます…
そもそも学習内容の分野が違っているのにある程度の学力はつけてきている前提で授業が行われてしまうんですね。
生徒みんながそうとは言えませんが、このままでは膨大な学習量に圧倒されて英語が嫌いになる生徒が続出してしまうでしょう。
Q.どんな対策をしておくべき?
A.最低限は「単語を覚える習慣」
中学英語の授業ではユニットごとに区切られているのですがそれぞれで
・教科書本文の内容を理解する(長文読解能力に繋がります)
・基本文を理解して使いこなせるようにする(作文能力に繋がります)
これらを中心に先生が授業をしてくれます。
あれ?単語覚えなくていいの?
…いいえ、時間をとって自主的に覚えておいてください。(マジでこんなスタンスです…
残念ながら授業スピードを確保するために単語を覚えるための時間を学校の先生はわざわざ確保してくれません。
課題や小テストといった形で単語を覚えているかを確認する機会を設けてはくれるものの、覚えるのは自分でやっておいてね☆という状態になっています。
そしてこの「単語を覚える」という一見簡単そうに見える作業がものっすごっっっく難しいんですね。
英語慣れしていない生徒からすると
・アルファベット読みで全然違う発音をするから読み方がわからない(外国人からすると同じ漢字なのに音読みやら訓読みやらで読み方が複数あるのと同じ感覚です)
・漢字のように意味を推測できない(言語圏が全く異なる)
・読めないからもちろん書けない(漢字で体験してみましょう。クイズ:海鼠って読めますか?読めなかったらこの熟語を覚えようにもなかなか覚えられません)
このようなつまづきがそこかしこで見られます。
逆に言えば、英単語を覚えるには
①発音ができ、
②その単語の意味がすっと思い浮かび、
③スペルを一字一句違わず思い出して書く
という一連の流れを無意識レベルで行えるように頭に叩き込む。という作業が必要なんですね(めちゃ大変
それでいて新指導要領に移行してからの中学生までに扱う英単語数は小学校から合わせて約2500単語(以前の指導要領の2倍になりました☆)
全てを覚える必要はありませんが、年々入試で扱われる英文量が増えてきていますので「読んで意味が分かる単語」を増やさなければならないのは確実です。
作文も求められる質が上がってきていますので表現力を上げるために「書ける単語」もやはり増やさなければなりません。
単語を覚える習慣を身につけておかないと知らないうちに「遥か古代の言葉で描かれた呪文書」を目の前にするような体験をすることになってしまいます(なにそれ怖い
覚えるといいおススメの単語は一般動詞です。play, like, study, write…
中学英語の文法は動詞の部分を変形させるものがほとんどなので一般動詞を覚えている量がそのまま表現力の量に直結します。
さらに動詞の意味が分かれば長文読解でもあらすじをザックリと理解することもできます(その方法はまたいつか…)
apple, math, bike, penなどの名詞よりもぜひ優先して一般動詞を覚えましょう。
そして中学校で新たに覚えなければならない英単語の出現に備えて単語を覚える習慣を身につけておきましょう。
Q.愉開塾の英語の授業って何するの?
A.「単語を覚える」「英文法の初歩を身につける」の2本立て
まずはここまでお読みいただきありがとうございます(前置き長すぎ
「1年間もかけて何をしてくれるのだろう」とご期待頂いているかもしれませんが愉開塾で指導することは
①英単語を覚える(50~100個)
②中1の1学期中間テスト相当の英文法
のみです!・・・・・・・少ない?そうです、少ないです。
ただ、英語というのは数学以上に1つ1つの積み重ねが後に影響してくる教科です。
1年間かけて中学英語でつまづかないための礎を築くのです。
よって半年間かけて「英単語の発音を予測できる力を習得」し、
その後1か月で「英単語50個を覚え」、
残りの期間で「覚えた英単語を駆使しながら英文法の基礎を習得」する。
これを地道に行っていきます。
基礎と侮るなかれ。
これらを身につけた生徒と身につけていない生徒には天と地ほどの差が生まれるでしょう。
Q.愉開塾の授業を受けたい!!!
A.5月に授業を開講する予定なのでお問い合わせください!!
なるべく生徒さんの足並みをそろえたいので計画立った授業になっています。
途中からの参加もできますが開講時からのご参加をおススメします。
授業は毎週月曜日の16~17時に行う予定です。
定員は12名で、現時点で3名の方にご興味頂いていますので残りは9名(3/29現在)です!
ご興味がある方はご連絡ください(^^)