先日行われた「大学入学共通テスト」試行調査は
今の高校1年生が 大学受験生となる(2020年度に実施)ときの
大学入試センター試験に代わるものです
その試行調査問題のうちから 数学ⅠA・ⅡB と 物理基礎・物理 の問題を解いてみました
正直申し上げると、現行のものとタイプが異なり少々てこずりました
その詳しい内容については、まだきちんとまとめていません
そこで解いたままの印象を 思いつくままに書いてみたいと思います
・公式を覚えて、単に適用する知識問題があきらかに減っています
・問題文を読み、情報を整理し、何が必要かを吟味して公式を適用する問題が増えています
・読解力(情報整理能力)が大いに試されそう
・難易度はセンターに比べ数段難しくなっているとおもいます
・成績上位と下位の差は今以上に開くだろうと思う、従ってますます二極化していくに違いない
こんな印象を抱きました
当たり前ですが、これまでのような知識伝達型授業では太刀打ちできないと思います
基礎的な学力だけでなく、読解力や情報を整理する能力を育てるにはどうあるべきかを考え
これまで進めてきた、テクニックを中心に伝える指導の在り方を再検討し
たとえば、公式の成り立ちなどにまつわる事柄を生徒と一緒になって考えることなども
大いに役に立つ学びになるのではないかと
そんなことを思わせてくれた試行調査問題でした