2021年(令和3年)1月から、現在のセンター試験に代わり
「大学入学共通テスト」が実施されます。
いまの高校2年生の方が対象となります。
「共通テスト」では、すべての試験において、
これまで知識偏重といわれてきた批判に応えるべく、
問題解決の過程を会話文形式で補ったり、
複数の選択肢を選ばせることで選択肢すべての正誤を判定させるなど、
問題解決のための総合力を確かめようとしています。
今回は、国語の試験について書いてみます。
現行のセンター試験では80分4題 で、内訳は
「評論文」「文学的文章」「古文」「漢文」でした。
共通テストでは、100分5題となり、
「資料読み取り問題」「評論文」「文学的文章」「古文」「漢文」
が出題されます。
これまでのセンターと異なり、現代文だけでなく
古典・漢文の問題においても、
複数の文章や資料・図表などから必要な情報を読み取り、
それらを組み合わせて解答を導き出す形式で出題されます。
これは、新しい学習指導要領の
「育成すべき資質・能力の三つの柱」の一つである、
「思考力・判断力・表現力」を測るための問題といえます。
特に、国語で新たに加わった「資料読み取り問題」においては
そのことが顕著に示されています。
「資料読み取り問題」は、マークではなく記述式となります。
入試センターが行った2回のプレテストでは、
異なる形式で書かれた実用的な文章が3種類提示されていました。
文章全体の読解、複数の資料を横断的に読み取り、
さらに、図や表の読み取る力が求められています。
記述する問題では、20~30字程度、40~50字程度、80~120字程度の
記述を求める問題が、それぞれ1問ずつ出題されています。
採点結果は、段階で表示され、得点化などの具体的な利用方法は、
利用する大学独自の考え方に任されています。
過去2回行われた試行テストに対する評価を読むにつけ、
センター試験以上に効率を重視した(素早く!)、
文章把握・資料把握の力を、しかも、多角的な思考力を、
育てていかなければならないと思います。
そのためには、日頃からいろいろな方面に関心を持つことが必要です。
また、現代文学や古典文学のニュースや話題にも注目してください。
総じて、いろいろなことを疑問に思う習慣を育てることが大事です。
そして、日常的に学校や塾の先生に質問したり、ネットなどで調べたり、
友達と議論することを大切にして、考えを深める努力をしてください。
プレテストの問題はこちらから(大学入試センターのサイトです。)
⇒ 大学入学共通テストのプレテストの問題を見ることができます。
夏期講習会は7月22日から8月31日まで
費用・時間帯等 詳細なご案内は 以下をクリックして下さい。
https://www.wakaba-ai.co.jp/koushukai/summer.html
ぜひ、体験授業(無料)をお受けになってお決めください。
高校2年生の方 のための
「 大学入学共通テスト対策 特別講座 (数学編)」を実施します。
内容は以下の通りです。
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