高校生からしばしば
「国語の成績が上がらないのですが、どうやって
勉強したらいいんですか？」と質問されます。
この質問を、わかば会で国語を教えているＭ先生に尋
ねてみました。
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国語の勉強をあまりしない生徒ほど、このような質問
をしてきますね。
古文・漢文は現代日本語ではないので、外国語と思い、
第一歩として、知識を注入することを始めなければな
りません。
まず、一定の文法・単語などをしっかり覚えてしまわ
なければなりません。
次に、それを武器に、いろいろな文章を読解するトレ
ーニングを重ね、文法・単語が実際にはどのように使
われていくかを知らなければなりません。
とにかく、コツコツと地道な学習が大事ですね。
では、現代文の場合はどうでしょうか。
現代文の成績では、学校の成績はいいけど模試になる
と悪くなる生徒がかなりいます。
学校のテストの場合は同じ文章が試験に出ますから、
答えを覚えているということが多いですね。
そもそも学校の国語の授業は表現を味わったり、自分
がどう思うかを表現したりと文章の主観的な鑑賞が中
心になります。
一方で模試や入試問題の答えは一つしかありません。
ですから初見の文章が出題される模試の勉強の対策は、
問題集で訓練を行うことが可能になります。
今、塾で行っている国語の指導では、正解となるその
一つの答えを導く客観的な手法を伝授しています。
テストの国語の問題を解くときに、まず考えるべきこ
とは、問題を作成したのは著者ではなく、出題者だと
いうことです。
著者の素材文を間に挟んで、著者ではない出題者と解
答者が、対話をしているという構図になります。
従って、解答者は出題者の意図をいかに見抜くかとい
うことに尽きます。
そのためには、個々の設問において、文章のどこに注
目することで可能になるのかを知っていただきながら、
出題者と格闘する力をトレーニングによって身につけ
ていっていただきたいと思います。
わかば会の国語の個別指導の授業では、これらの点を
踏まえ、ひとり一人に即して指導しています。
・個別指導などの、無料体験授業は随時受け付けています。
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