コラムニストの堀井 憲一郎さんが書かれた文章です。
ご自身が書いた文章がある大学の入試問題に採用され
ました。その経緯とさらにご自分の文章の入試問題を
解いてみた顛末、そこで気が付いた大学入試が要求す
る読解力について考察したものです。
国語の読解に悩む方には、とても参考になる内容と思
いますので紹介させてください。
文章のタイトルは、
「大学入試国語、問題文の著者本人が自ら解いて気づいた「読解力」の本質
コツも教えちゃいます」
(掲載サイトは、上記文章をクリックしてください。)
お読みいただくのが一番ですが、気になった部分を、
著者に無断で勝手に抜き書きしてみます。
「設問者が聞いているのは、著者の私の本当の考え
などではない。」
「いまここに出されている問題文から何を読み取れ
るか、それを問うているのである。」
「「問題を作った人」が何を考えているのか、
ただただ、それだけを考えて読めばいいのだ。」
「「問題文」に書かれてることだけから答えない
といけない。書かれてないことを根拠にしては
いけない。」
「試験問題というのは、多くの人間が同じ問題を読ん
で、ルールを理解して(ルールを類推して)、その
ルールに沿って解けば同じ答えにたどりつく。
そういうものが作られている。」
堀井さんは「出題者の意図だけを考えよ」と繰り返し説
きます。「書いてある本文以外を絶対に根拠にしない」
とも。
とりわけ現代文の読解のテストで、点数が取れない生徒
がいます。しかも、ふだんは良く読書する生徒がです。
おそらく、その生徒は「書いてある本文以上のこと」に
思いを馳せて、"雑念"を抱きつつ問題文と対峙してしま
うのだろうと思います。
もちろんこのことは、高校生についてだけではありませ
ん。中学生にも小学高学年にも言えることと思います。
わが塾でも、個別指導の中で高校生を中心に現代文読解
方法の指導を受けている生徒がいます。
問題を解きつつ、設問ごとにどのようにしてその設問の
答えの根拠を見つけ出すかの指導を受けています。
小中学生の読解ならば、ご家庭でお子さんの試験の答案
をみて、テストでどのような間違い方をしているかを確
認できると思います。
その時は、お子さんの答えの出し方が、問題文を読まず
に、あるいは問題文から離れて、思い込みでなされてい
ないかどうかを、ぜひご注意ください。
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