センター試験や私立大の英語はマークですが、国公立
大学の前期試験の英語は、ほとんど記述・論述試験で
す。赤本の各設問に対し、どのような対策をとればよ
いか簡単にまとめてみます。
多くの英語の2次試験のパターンは以下の4つです。
英文和訳 ・内容説明 ・要約 ・和文英訳
順にそれらの対策を考えてみましょう。
1.英文和訳
・傍線部の前後の文を読んで文脈をつかみます。
(指示語・接続語に注意)
・傍線部を左から右へフレーズ(意味のまとまり)
ごとに分解します。
・文の構造(文型・品詞・熟語・構文)を見破り、
まず直訳します。
・日本語として意味がつながるかどうかチェックします。
・単語や熟語が分からなくても、文脈や文構造から判断
して部分点を狙います。
2.内容説明
・内容を説明する範囲を確定します。
(まず段落、次に文や部分)
・どこからどこまで抜き出したか
(始点から終点まで)に線を引きます。
・該当部分を訳し、字数制限などの条件に注意します。
・解答の結び方「~こと」(内容説明)、
「~から」(理由説明)にも気を配ります。
3.要約
・各段落ごとのトピックセンテンス(冒頭の文)に線を
引き、小見出しをメモします。
・各トピックセンテンスを比較し、意味段落のまとまり
を見つけます。
・字数制限などの条件を考慮し、線を引いた部分を取捨
選択して全体をまとめます。
4.和文英訳
・まず与えられた日本語を分析して、別の日本語への言
い換えを考えます。
・自分で無理なく表現できるような日本語(中間日本語)
のレベルまで下げます。
・易しい英語表現でつないでいき、減点が少なくなるよ
うにします。
・自由英作文は、接続詞を使って序論・本論・結論など
の段落構成を明確にして作成します。
2次本番まであと30日ほど。
今が「受験脳」を大きく伸ばすチャンスです。
脳科学的には「脳はいくら使っても疲れることはない」
そうです。疲れるとしたら目や肩等の身体の疲れです。
また、記述試験は、手で書く試験です。
手の指先には神経細胞が集まっていますので、手を使い
脳を動かすことが受験脳を鍛えることにつながります。
毎日手で書いて勉強し、栄冠を「手中に」してください。
・この稿は、わかば会で英語・国語を担当する講師の方に
英語の2次対策をお聞きしてまとめてみました。
・次号のブログは、いま入試形式の総合問題に取り掛かる
中3高校受験生の方に向けて
「中3 総合問題の取組みでは」
と題して掲載します。
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