なかなか目標点に届かず、少し焦っている生徒もいる
かもしれません。あと30日ほどとなりましたが、今か
ら何をどのようになすべきか書いてみます。
まず、学校の実力試験や塾の模擬試験の結果を見てく
ださい。自分が受験する高校の合格のためには「**
点は必要」ということを、模試結果や塾や学校の先生
からの情報で既に知っていることと思います。
入試や実力・模擬試験は各教科40点満点なのでそれを
基準に、今すべき心掛けるべきことを述べてみます。
点数で区分けしたほうが解りやすいと思うので、少し
シビア―かも知れませんが、点数で述べてみます。
A)平均点以下の教科の場合
残念なことに基礎力不足です。
苦手とする単元を中心に、学校のテキストなどの、
基本・標準問題をしっかりとやり直してください。
どこを押さえたらいいかわからない場合は、塾の
先生と対策を練ってください。たとえば、英語で
は、教科書を使って基本文をしっかり覚えるなど。
B)30点に届かない教科の場合
必ずどこかに"食わず嫌い"の単元があります。
苦手だからとか、難しそうだからとつい避けてし
まっている部分があると思います。
まずその単元を、これまで使い慣れてきた学校や
塾の教材で、しっかりやり直し、6割以上を取れ
ることを目標に、練習しよう。
その時、わからなかったら、決してほっておかず、
学校や塾の先生に、完全に自分が納得できるまで
しっかりと質問して解決してください。
C)30点は超えるが35点には届かない教科の場合
あと一息ですね。総合問題の練習を工夫しよう。
試験は、どこの単元のどこから出るかわかりませ
ん。問題を見たら、この問題は単元の**の問題
で、ポイントとなることは**だったなと、思い
出すように"訓練"しておかねばなりません。
そのためには、問題を解くときは、常に意識して
よく見かける、パターンがはっきりしている問題
についてはそのポイントを再確認してください。
これまであまり見かけなかった問題は、そのポイ
ントがどこにあるか判らないときは、塾の先生に
聞いて納得して進めていくようにしてください。
実際の試験では、よく見かけるパターンがはっき
りしている問題はすぐに解答して、創り出した時
間を新傾向や難しい問題に振り分けなければいけ
ません。
時間の使い方が大事なんです。そのため頭の整理
棚に各教科の標準的な問題をファイルし、すぐに
取り出せるようにしておくことが大事なのです。
そして、皆さんにしてほしいことが3つあります。
1)2学期以降の模試・実力試験の見直しです。
一通り見ていくと、自分はどんなところができな
かったかがよくわかるし、いろいろなうっかりミ
スの生じ方がわかります。
うっかりミスはどんな時に起きやすいか、勘違い
はどんなときか、など自分の癖が見えてきます。
2)過去の入試問題を解くことことです。
できれば過去5か年分くらいはやってください。
時間を決めて行います。また採点は厳格に行いま
しょう。また、少しでも不安を感じたら、すぐに、
塾の先生に聞いて疑問点をそのままにしないこと
が大事です。
また入試問題は、各大問ごとに見返すことも効果
があります。特に理科などは、物・化・生・地の
分野ごとに、年を追ってみていくと意外な発見が
あります。
3)模擬試験形式の問題を1週間で何セットと決めて、
時間を決めて行うことです。たとえば、他県の入
試問題などがいいですね。練習を終わった都道府
県ごとに日本地図を塗りつぶしていくことも励み
になります。
ただしこの時も、採点は厳格に行います。
「一応合っているから」「大体そんなつもりで書
いたから」○にしておこうはダメです。
解答にきちんと一致しているかどうかです。
また、国語の記述や、英語の作文、数学の証明や
理社記述問題の採点が自信がなかったら、塾の先
生にみてもらってください。
大事なことは、問題練習やテストでの間違いを大事に
して、もし同じ問題が出たら、次には絶対に間違えな
いくらいの覚悟を持ってひとつひとつ克服していくこ
とが大切だと思います。
よく言われますが、「間違いは、自分の成績を上げる
"宝物"」と思います。おろそかにしないで大切にして、
取り組んでください。
(次回は大学受験で"あきらめない心"を教えてくれた生徒を紹介します。)
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