前回は、コロナのこと、第1志望校に進学する人や、残
念にもそうでなかった人に向けて、"覚悟を促す"励まし
を、不十分ながら思いを込めて書いてみました。
今回は、高校生活の部活動についてです。
中学時代に、吹奏楽・演劇・書道部などの高校の発表会
や、野球を初めとする運動部の試合の様子をみて、その
レベルの高さに、驚いた人が多くいた思います。
部にもよりますが、中学の部活は先生方の指導の面が強
かったと思います。けれど高校では、生徒自らの自主性
が重要視されています。たとえば、生徒の希望でプロの
方を指導者に迎え入れて練習することなどもあります。
年齢的には、大人の一歩手前ですから、そんなプロの方
の要求にも応えていけるのですね。それだけに、練習は
かなりきついですよ。
たとえば、あなたが希望している高校の部活が、北信越
大会などで活躍し、全国を狙える様子であれば、その辺
りの厳しさは"覚悟"して取り組む必要があります。
また、部活における自分の技量を上げるには、指導者の
アドバイスをしっかり聞いて、考えて、試さねばなりま
せん。時間は限られているわけですから、集中力を持っ
て工夫した努力が不可欠です。
先輩や指導者・顧問の先生そして同級生たちの出会いも
大切です。普通のクラスでの活動からは得ることのでき
ない、貴重なことをそれらの方々から学びます。
また、部活の練習による生活の律し方も大変です。朝練
習、放課後練習、休みの日の練習試合、大会等々、自分
の生活時間がないと思えるほどになることもあります。
もし、そのことに耐えられないと予想できるなら、早々
に撤退すべきです。しかし、その前に少し考えてみてく
ださい。撤退せずにがんばっている人がいます。
例えば、先輩のなかにいる部活と学業を両立させている
ひとの姿は、きっとあなたに憧れと目標を抱かせてくれ
ます。また同級生の頑張る姿からはライバル心を育てて
くれます。
部活もする高校生活は、大変には違いありませんが、そ
の体験から、「時間の使い方」、「集中力の育て方」や
「試行錯誤の大切さ」「克己心」など多くのことを学ぶ
ことになります。
2年と少しの期間の部活を終えた後、あなたはきっと部
活動を貫徹した喜びだけでなく、部活動で逞しく育った
あなたの体と心を、感じることと思います。
そして、多くの方々との濃密な出会いから、あなたのこ
れからの人生にとって、かけがえのないものを得たこと
を知ると思います。
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