こんにちは。塾選びアドバイザーの早水です。
先日、志学アカデミー主催の「中学生のための大学入試セミナー」に参加してきました。
場所は富山大学五福キャンパス 黒田講堂
富山県内からたくさんの親子が集まっていました。
私は日頃、中学生のうちに大学入試の情報を知っておくべきだと考えています。
その理由は2つです。
①2020年に大学入試の変革が予定されているから。
(現在の中学2年生が初年度ですね)
②富山県の中学生は、そもそも大学入試の情報が少ないから
富山県には公立の中高一貫校がありません。
(片山学園高校は私立ですね)ということは、ほとんどの生徒がまず高校合格を目標に勉強することになります。
高校受験が終わると、少し勉強から離れたくなります。その間に、中高一貫校の生徒と進度に差がつきます。
中高一貫校に通う生徒は、中学3年生の時に高校1年生の勉強をします。そして、高校2年までには高校の教科書を完了するのです。
高校3年生の1年間を使って大学入試に向けた対策を行います。
【大学受験】に焦点を当てた場合、どちらが有利か簡単に想像がつきますよね。
※大学入試は全国の高校生がライバルです
大学入試対策は、高校入試の時より必要とされる学習量が多いです。
例えば、読解に必要な英単語数で比較すると最低ラインでは約3倍の単語を覚える必要があります。
<読解に必要な英単語数>
出典:文部科学省ホームページ/Benesse 中学講座・高校講座
こんな話を中学3年生のどのくらいの生徒が知っているでしょうか。
もちろん、「知っていた」=「勉強をする」ではないと思います。
ただ知っていることで、勉強を再開する時期や勉強にかける熱量など、選択をすることができます。
また、私は学生時代、「高校の偏差値」と「大学の偏差値」の違いを知りませんでした(お恥ずかしい話です・・・)
例えば偏差値60の高校の場合(富山県では、呉羽高校・富山南高校・福岡高校あたりと言われています)
その高校で今まで通り頑張れば、大学も同じくらいの偏差値60の大学 (例えば、金沢大学や新潟大学あたり ※学部によって異なります)に合格できると勘違いしていました。
偏差値の算出方法など、気づいていなかったのでしょう。
こんな油断も、大学受験の勉強開始を遅らせる要因になります。
今回参加した「中学生のための大学入試セミナー」は上記のような、知っておきたい内容がぎゅっと凝縮された1時間でした。
ただ、大学入試の話をされると今頑張っている中学生はゴールが遠くて疲れてしまうかもしれません。
良かったのは、大学入試の情報を伝えた上で、【今、何ができるか】初めの1歩が具体的だったことです。
詳しくは、こちらで書けないのが残念ですが、これなら出来そう!と生徒たちが感じる内容だと思いました。
次回もし同じようなセミナーがあった場合は、参加することをお薦めします!
私も、最新情報の取得するため次回も参加しようと思います。
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