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親のあり方を学ぼう

夏休みのあいだ、子どもにイライラしない会話術~ママ記者レポートvol.11~

 

ママ記者レポートとは・・・親の役割として参考にしたい「フムフム」を子育て経験のあるスタッフがレポートします。自身が学んだことや子育てで経験したことをコラムにし、このサイトで紹介していく予定です。ほっと安心できてちょっと役立つ「フムフム」をみなさまにシェアいたします

 

 

こんにちは!塾選び富山スタッフの山本です。夏休み、子どもたちと一緒に過ごす時間も増えて、ママたちはイライラが増える時期ですよね。今年こそは「楽しい夏休みだったね」と笑って終わりたいところですが、できるかどうか不安に思っている方も多いはず。そこで今日は親子の会話を改善して、夏休みのあいだのイライラを防止する方法をご紹介します。

 

 

 

なぜイライラするのか

 

 


 


実は私、先日我が家の息子たちに「ママは土日になると、よく怒る」と言われました。自分でも「確かに…」と思いその理由を考えたら、自分の時間がなくなることへの恐怖が原因でした。気づいてから、なんとも心の狭い母親だなと自分自身反省をしたのですが、私の心の中には“土日は子ども達と一緒に居られて嬉しい”気持ちと“一日中面倒をみなくてはいけなく、自分の時間がなくなる”という感情のせめぎ合いが起こっていたのです。

 

 

私のように自分の時間がなくなることにイライラを感じるママもいれば、似たような形でペースが乱されることにイライラする人もいると思います。また最近は、炎天下の中「外に遊びに行け」とも言えず、狭い家の中で向き合う時間も増えます。

 

一緒にいる時間が増えると会話が増えますが、なかには何故かケンカも増えるというお宅もあるのではないでしょうか。暑さによる体力消耗。生活環境の変化と乱れ。バランスを崩さない方が難しいかもしれませんね。


 

 

夏休みはイレギュラーだ

 

 

 

 

 


夏休みは子どもが学生の間は毎年あります。とはいえ、やはり普通の時期とは違うので、ここはしっかりイレギュラーだと認識して過ごすのがいいと思います。イライラしても当たり前だなと心算しておくことや、すべてを完璧にやろうとしないことも大切ですよね。ご飯の手を抜くのもありです。暑さからくるイライラをなくすために、エアコンを使って快適な環境を作ることが優先される日もあるでしょう。

 

とにかく“長い目で過ごす”に限るのではないでしょうか。夏休みは1ヶ月以上です。長丁場を楽しめるよう親子で気持ちにゆとりを持って過ごすのがいいかもしれませんね。

 

 

超シンプル会話術で、目指せ!平和な夏休み
 

 

 


 

 

これは、私が実際に受講したコミュニケーション講座の会話術で、教えてくださったのは日本ハグ協会の高木さと子先生です。気をつけるポイントも会話もとってもシンプルで、継続もしやすいのでオススメですよ。

 

 

まず一つ目が相槌。人は会話をしている時、次に自分が話す内容のことをついつい考えてしまい、生返事ならぬ生相槌になりがちです。例えば、子どもが反抗してこようものなら、その理由を聞くよりなんて言い返そうか、どう説き伏せようかばかりに考えが集中してしまいます。そうするとそれは相手にも伝わり、「お母さんは私の話を全然聞いていない」となってしまいます。相槌は「ちゃんと聞いています」「あなたに興味があります」「認めています」という姿勢が伝わることで、相手との良好な関係を作れます。

 

つぎに大事なのはオウム返し。例えば子どもが「疲れた〜。宿題多いし面倒臭い!」と言ったら、親は「そっかぁ、宿題多くて面倒臭いんだね」とオウム返しをするだけでコミュニケーションが円滑になります。会話によっては、少し言い回しを変えたり要約してあげるのもOK。子どもは共感してもらえた、受け入れてもらえたと感じ安心感を持ちます。

 

 

 

最後がI(アイ)メッセージ。「私(ママ)は」を主語にする会話術です。「なんで宿題をしないの!」「すぐやるって言ったじゃない!」など、子どもを責め立てる言葉を発しがちな夏休みですが、今年は自分を主語にして伝えることにチャレンジしてみてください。例えば「宿題をしてくれないことが、ママは悲しい」などです。「なんで宿題をしないの!」は、主語が子ども(あなた)ですよね。これは相手にコントロールされる恐怖を無意識に与えます。恐怖や怒りでは相手は動いてくれません。子どもに要望や要求を伝えるときは、Iメッセージを使うことをおすすめします。子どもと良好な関係を保ち、今年は思い出に残る夏休みを目指しましょう!

 

 

 

 

 

 

written by スタッフ山本
中学1年生・小学5年生の男の子の母親。読書・映画・マッサージが大好きです。子どもがまだ幼い時は手を焼いて悩んだものですが、子どもの年齢が二桁になるとあの時が懐かしくなります。ママが笑顔でいることが子どもの幸せ。元気をおすそ分けできる情報をお届けします!

 

 

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