ママ記者レポートとは・・・親の役割として参考にしたい「フムフム」を子育て経験のあるスタッフがレポートします。自身が学んだことや子育てで経験したことをコラムにし、このサイトで紹介していく予定です。ほっと安心できてちょっと役立つ「フムフム」をみなさまにシェアいたします
こんにちは!塾選び富山スタッフの山本です。さて今回は、2020年の大学入試改革についてです。今まで記述式といえば国語が主だったのが、改革後はそれ以外の教科にも記述式が増えるようで、今後ますます自分の意見をしっかり持つことや、考えをアウトプットすることが大事になりそうな気配…。でもこれ、「はい、やってみて」と子どもに言ってすぐにできることでもないですよね。今から少しずつでも対策できることはないか、家でどのような準備をしたら良いかをまとめてみました。
時代が求める人材
私たち親世代が生きてきた時代とは違い、これからは知っていることや覚えていることが多い人より、考える力や表現力がある人が求められるというのは、なんとなく感じている人も多いのではないでしょうか。
例えば、著名人の堀江貴文さんやお笑い芸人でもあり絵本作家でもある西野亮廣さんなどは、独自の観点や生き方、表現力があって今多方面で注目を集めていますよね。
依然テレビでは、知識の量を問うクイズ番組もありますが、一筋縄では行かないような、たくさんの考え方を組み合わせて解くような問題も増えているのを感じます。
昔から「豊かな発想を」と謳われてはいましたが、社会自体が出る杭を打つようなところもありました。でも今はその影もなくなりつつあります。大学入試の変革も、時代が求める人材になるためと思えば必然かもしれませんね。
我が子の可能性を伸ばせる親になりたい
さきほど挙げた堀江貴文さんと西野亮廣さんが書き上げた著書『バカと付き合うな』の中で、西野さんは“ずっと人がやらない方をやってきた”といった趣旨のことをおっしゃっていました。つねにマイノリティ側だったので勝ってこられたと。
この本を読んで私は、我が子の独創性を世間の常識とだけ比較していたなと反省しました。これからはひとりひとりが正解を作っていく時代。我が子には多様性の中で課題に取り組める人になってもらわねば!と思ったほどです。
そのためには、我が子の考える力をもっと伸ばすことが必要で、気づけば「これって立派な大学入試対策じゃないかな?」と。たとえ世間の常識とかけ離れていても、我が子の考え方が今後の世界の一つの解決策になるように接したい。そのために具体的にできることは、親としてやってあげたいですよね。
考える力や表現力を伸ばすには
アドラー心理学を取り入れた子育て論の第一人者である星一郎さんの著書によると、親子の日常会話の中で考える力は伸ばせるとありました。
具体的には、聞かれたことに対して「その答えはこうよ」と親が答えを言ってしまうのではなく、いっしょに調べて子どもに発見させるのがいいそうです。子どもが関心を持った事柄について、自分で答えを導き出すプロセスが体験できると次への好奇心もわいてきて、どんどんと考える力が育つそうです。
ほかにも、「なぜそう感じたか」や「なぜそうしたか」を聞いてあげることで、考えを整理し分析できるようになるそうで、やり方や改善を考える力がつくそうです。
とかく親は子どもに判断力がないと思ってしまいがちですが、これからは子どもに選択させる習慣をつけ、それを尊重することが大切かもしれません。この道を行けば正解というレールはすでになくなり、自分が敷いたレールでいくつもの正解を生み出せるような人になるために、日常での接し方を工夫してみてはいかがでしょうか。
参考文献:堀江貴文 著, 西野亮廣 著(2018)『バカとつき合うな』 徳間書店
星一郎 著(2010)『子どもの考える力を引き出す魔法のひと言』青春出版社
written by スタッフ山本
中学1年生・小学5年生の男の子の母親。読書・映画・マッサージが大好きです。子どもがまだ幼い時は手を焼いて悩んだものですが、子どもの年齢が二桁になるとあの時が懐かしくなります。ママが笑顔でいることが子どもの幸せ。元気をおすそ分けできる情報をお届けします。
あとがき
富山県内の塾には、学校の学習だけに偏らず、お子さんの個性をたいせつに表現力やプレゼン力を養成するカリキュラムを実施している塾も存在しています。2020年の大学入試や教育改革に向けて保護者の方のお役に立てる塾などについても、塾選び富山では無料相談を行っています。富山市の塾をはじめ高岡市、砺波市、魚津市など富山県内の塾について、塾選びアドバイザーのハヤミズが直接取材してご報告しています。お困りの方はご相談ください。
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