こんにちは
学習プランナーの早水です。
夏休みに入り、こんな相談を承りました。
「うちの子、普段から言わないと勉強しないんです。
夏休みに入っても、毎日、部活や遊んでばかりで
宿題も進んでないようです・・・ 」
そんな保護者にお話したことを
今日はみなさんにもお伝えしますね。
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最近、「尾木ママの7つの人生力」と いう本を読みました。
そこに書いてあったのが、
尾木ママの長い指導歴を振り返ると、
「勉強しなさい」と言われたことがない方が
成績優秀者に多かった
ということでした。
それは、私が塾講師時代にも感じていたことですし、
現在、塾の先生たちに聞いても共通の認識でした。
ではなぜ、
勉強しなさい
と我が子に言ってしまうのか。
それは、
言わないと本当に勉強しないから。
言わなくても勉強する子だったらいいのだけれど・・・
保護者の本音だと思います
言わないから、自ら勉強するのか
自ら勉強するから、言わなくていいのか
どちらが先かわかりません。
でも、事実として
「勉強しなさい」は言わない方がいいのです。
だって、私たち大人でも
会社で上司から
「仕事しなさい!」と言われ続けると
どう思いますか?
まるで、全く働いていない人と決めつけられたようで
イライラするし、悲しくなります。
会社から帰ってクタクタだけど
家族から
「早く ご飯を作りなさい!」と言われ続けると
どう思いますか
・私は、ご飯をつくるための人間じゃない!
・食べたいなら、自分でつくりなさい
・私だって疲れているのに、ちょっとはわかってほしい
・なんだか責められて悲しい
・面倒だし、手抜きしちゃおうかな
こんな思いが浮かぶのではないでしょうか。
大人の私たちが、嫌になる言葉。
子どもに効果が有るわけない。
では、どうしたらいいのか。
先生方や、うまくいっている保護者から
お聞きしたことで共通していたことを3つ書きますね
①「勉強しなさい」言いたくなったら 、ぐっと我慢
それでも言いたくなったら、ノートに書き溜める
どんな時に勉強しなさいと良いたくなったか
具体的に書いておく
→学校や先生に相談するときに役立ちます
②勉強していることを褒める
・そのタイミングで褒める
・以前から成長した事実を褒める(どんな小さなことでも)
・心から褒める
③ 勉強する環境をつくる
夕食後、家族がテレビを見て笑っていたり
くつろいでいるときに、
一人で勉強をするのは苦痛です。
でも、家族みんなが本を読んだり
資格の勉強や仕事をしていると、
「この時間は、勉強する時間」が当たり前になります。
さて、いかがでしょうか。
③は家族の協力も必要ですが、
やってみる価値がありそうです。
(机に座るまではうまくいったけれど、
何をどう勉強したらいいか分からない・・・と言われた場合は、
ぜひ、私ども学習プランナーにご相談くださいね)
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