こんにちは。塾選びスタッフの稲泉です。
突然ですが・・・
「この家はお金持ちだから」
「そもそも優秀な子だから」
有名大学に子どもを合格させた親の育児法を読んで、自分との違いにがっかりしたことはありませんか?
子育て本は選ぶのが難しくて、収入や家庭環境、子どもや親の性格が違いすぎて参考にならない事がありますよね。
今回紹介する本『一流の育て方』は、一個人の経験を著した育児書とは一線を画す内容です。
現在国際社会でリーダーシップを発揮する人物200人を対象にアンケート調査を実施し、
今の自分を作る上で役に立っていると感じる「親の教育方針」や「親がしてくれて感謝している育て方」「親にしてほしかった育て方」について調べています。
社会で成功している人物の親が、どのように子どもを育てたのかを知ることで、「子育ての成功パターン」を導き出そうというのが、『一流の育て方』の狙いなのです。
子どもに広い世界で活躍してほしいと望む親、必読の本ですよ!
では、世界で活躍する子どもに育てるための、重要な3つのポイントについて紹介します。
1.子どもの主体性・自主性を育む
『一流の育て方』では、子どもの主体性・自主性を最大限に伸ばすことの重要性が繰り返し伝えられます。
主体性は、自ら目標を設定して、その目標をクリアして行くリーダーシップを育てるのに不可欠な能力です。
主体性を伸ばすためには、「自分にとって何が大切で、自分は何が好きなのかという自分探しをさせること」と、「自分で決断できる力を養うこと」が必要。
そのためには、「子ども自身に好きなことを自由に探させてあげる」ことが重要なのだそうです。
親としては、子どもに自ら考えて行動する習慣を身につけさせたいですね!
2.主体的な子どもを育てる塾・習い事選び
優秀な人物を育てた親たちは、子どもの塾や習い事を決める際、子ども自身に決めさせたそうです。
親は子どもに自らやりたいこと選ばせて、徹底的に応援することで、辛くてもやりぬく力を育てます。
そして、身に着けた周囲より抜きんでた能力は、子どもに自己肯定感という素晴らしいギフトをも与えてくれるのです。
『一流の育て方』では子ども自身に習い事を選ばせることについて、「子どもを大胆に信じ、決定権を広く認めて行くことが、自分の価値観を育むうえで非常に重要です」と、強調しています。
「親自身が昔やりたかったから」や「周りの人が習わせているから」と、親が勝手に子どもの習い事を決めることは控えたほうが良さそうですね。
3.子どもの進路に関わる外国語教育
また『一流の育て方』では、幼少のころからの外国語教育の大切さについても述べています。
アンケートでは、「幼少期から外国語教育をしてほしかった」という不満の声が多かったそうです。
幼少のころから外国語に親しんできた子どもと、中学から始めた子どもには超えがたい力の差が出ます。
現在は、英語ができなければ「門前払い」の仕事も多い時代。
「母国語もままならないのに」という意見もあるかもしれませんが、外国語を回避することは、子どもの進路を狭めることになりかねません。
子どもの可能性を奪ってしまわないように、親の価値観を押し付けず、積極的に外国語教育を取り入れて行きたいですね。
4『一流の育て方』まとめ
「言われたことしかできない人間は、AIに仕事を奪われる」そんなことを言われて久しくなりました。
できれば我が子が、人生を自分で選べず、他人に振り回され、職を失う姿など見たくありません。
『一流の育て方』 の目標は、「主体的に幸福な人生を切り開ける子どもを育てる」こと。
多様な情報に惑わされて、子どもの育て方を迷ってしまうこともあると思います。
私たち親もまた、自分が子どもに何ができるのか、何をしてはいけないのか主体的に考え、実行していかねばなりませんね。
子どもに今、どのような教育が必要なのか、どのような選択肢があるのか、専門家に相談してみませんか?
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written by スタッフ稲泉