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こんにちは。塾選び富山スタッフの白崎です。
学校再開と言われていますが、新型コロナウイルスの２波３波のことを考えると、健康についてはもちろん、お子さんの勉強の面で不安なママも多いと思います。
今回は、厳しい学習環境だからこそ、中学生のお子さんをもつ親御さんに「受験を意識した学年ごとの学習法」をお伝えします！
中学１年生のお子さんは入学したばかりで、受験なんてまだまだ・・・と思っているかもしれません。
ですが、中学１年生から高校受験を意識して準備を始めていくことが大切です。
私が塾講師をしていた経験から、学年別の受験勉強の進め方を提案しますね。
高校受験の勉強というと、「中学３年生から始めるもの」と思われる方が多いのではないでしょうか？
高校１年生に高校受験の勉強について聞いたアンケート（2018年ベスト個別学院）では、実際94％の生徒が「中学３年生から高校受験の勉強に本気になった」と答えています。
しかし、「受験勉強においての後悔・反省点」の質問では、なんと50％の生徒が受験勉強を始めるのが遅かったと答えているのです。
２人に１人が受験勉強をもっと早く始めておけば良かったと後悔していることになりますね。
そして、「もし戻れるなら受験勉強をいつから始めるか」という質問では、「中学１年生から」が27％でトップになりました。
受験が終わってから後悔しても、遅いのです。受験当日に全力を出し切って、志望校合格を勝ち取りたいですね。
中学１年生の勉強は、現在学習している内容をしっかり理解しておくことが大事です。
特に数学・英語はこれから勉強していくうえで、基礎の部分になります。分からないところをそのままにしておくと、後で苦労することになるでしょう。
理科、社会は中学１年生の範囲からも、高校入試に出題されます。どちらも暗記中心と思われがちですが、それだけでは解けない問題もあります。
ただ教科書を読んで覚えるだけでなく、問題に答える練習もしておいたらいいですね。
中学生になると、家庭学習の時間を確保するのが大変になります。部活動で帰宅するのが遅くなるうえに、予習・復習、宿題と必要な勉強量は増えていくのです。
そこで、まずは１日のスケジュールを見直して、どれくらいの時間を勉強にあてられるのか考えてみましょう。
無理に睡眠時間を削って勉強の時間を確保する必要はありません。
始めは１時間程度で少しずつ増やしていき、足りないと思えば週末に勉強の時間を補えばいいのです。
お子さんにとってのベストなスケジュールを立てて、学習習慣を定着させることを目標にしましょう!
富山県では、中学２年生からの成績が内申書に記載されて、受験校に提出されます。
定期テストの点数はもちろん、普段の提出物や授業態度など学習に対する姿勢が全て受験の合否に関わってくるのです。
約２週間前からテスト勉強を始めて、高得点を目指しましょう。普段は、２時間程度家庭学習の時間を確保し、予習より復習に多くの時間を使うのがおすすめです。
内申点を意識した学習が、志望校合格に直接つながるといっても過言ではありません。
まずは、どんな高校があるのか、それぞれの高校の特色を調べてみましょう。
学科や部活動の内容、大学への進学実績などお子さんの希望と合っている学校を探します。この時点ではまだ学力を考慮して、進路をしぼる必要はありません。
最終的に志望校を下げることは簡単ですが、上げることは難しいからです。
現実的な志望校を決めるのは中学３年生からでもいいので、この時点では自分の学力レベルより上の学校をピックアップしておきましょう。目標を決めると勉強のモチベーションも上がりますね。
夏休みまでは２～３時間（夏休み中は６時間程度）の学習時間で、普段の予習・復習に加えて中学１、２年生の復習を重点的にするのがいいです。
９月からは３～４時間の学習時間で、入試問題形式の演習を解きます。学校の実力テストや模試から、苦手分野が分かることもあるのでしっかり見直しておきましょう。
12月からは、入試の過去問や応用問題を解いて実戦力をきたえます。実際に時間を計って解くことで、時間配分を考えたり見直しに気を配ったりと本番さながらの練習ができるといいですね。
中学３年生から、受験を意識した生活リズムに切り替えましょう。
人間の脳が活発になるのが、起きてから２～３時間後と言われています。入試の開始時間に脳をフル回転させるには、朝６時頃に起きるといいでしょう。
週末や長期休暇中には、生活リズムが崩れてしまいがちですが、間違っても昼夜逆転の生活にはならないように気を付けましょう。
また、冬になると風邪やインフルエンザなどが流行しますが、免疫力を高める食生活を心がけて体調を崩さないようにします。
高校受験の勉強に早すぎるということは決してありません。中学３年生になってから焦らないように、早い時期からスケジュールを立てて、受験準備をスタートさせましょう。
中学１年生から受験を意識することは、お子さんにプレッシャーを与えてしまうかもしれません。
ですが結果的には、お子さんの負担を減らし、後悔のない高校受験につながるのではないでしょうか。
受験のスケジュール管理なら、受験のプロである学習塾に指導をあおぐのが近道です。
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---------------この記事を書いたのは---------------
白崎 真弓 (しらさき まゆみ)
塾選び富山スタッフ／元塾講師
好奇心旺盛な娘と体力が有り余る息子の子育て奮闘中。イベントやワークショップに子連れで良く参加している。
趣味は旅行、ヨガ。
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