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親のあり方を学ぼう

「親に相談できない」傾聴力をトレーニングして悩む子どもの話を聴く方法5選

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    「子どもが悩みを話してくれない…!」


    「せっかく話そうとしてくれたのについ口を挟んでしまって、子どもを怒らせてしまった…!」


    思春期の子どもが何を考えているのか分からない、悩みがあっても相談してくれないと心配になること、ありませんか?


    こんにちは、子どもにぴったりの学習塾・個別指導塾を紹介する「塾選び富山」スタッフの平です。


    思春期の子どもの悩みに「親に進路や悩みを相談できない」というのがあることを知っていますか?


    大切なわが子がそんな風に思っていたら悲しいですね。


    とはいっても「親子だから何でも話してほしい」と無理に聞き出そうとするのは、かえって子どもの心を傷つけてしまうことがあります。


    親は普段から話しやすい雰囲気作りを心がけて、子どもの悩みにしっかりと耳を傾けられるようになりたいものですね。


    そこで今回は、傾聴力(=相手の気持ちに寄り添う、共感しながら話しを丁寧に聞く)をトレーニングして悩んでいる子どもの話を聴く方法を5つお伝えします。

     

     

     

    子どもはどうして親に相談できない?

     

    なぜ子どもは親に相談ができないのでしょうか?

     

     

    実はこの問題、親は「子どもが悩みを話してくれない」と思いがちですが、子どもの方は「親が自分の話を聞いてくれない」と感じていることがあります。


    子どもが話を聞いてもらいたい時、無意識のうちにこんな行動をとっていないでしょうか?

     

     

    ①忙しくて子どもと話す時間がなかなかとれない。


    ②子どもに話しかけられた時「後で」と言い、その後に結局話を聞くのを忘れてしまっていた。


    ③スマホを見ながら話を聞いてしまった。


    ④子どもの話をさえぎり、否定してしまった。

     

     

    このような態度をとると、子どもは「親は自分の話を聞く気がない」のだと思い、相談しなくなってしまいます。


    普段から子どもとの日常会話を多くして、話しやすさや安心感を与え、「親と話したい」と思ってもらえるような態度を心がけたいですね。


    次章では子どもが話しやすくなる、親の傾聴力を鍛えるトレーニング方法を5つご紹介します。

     

     

     

     

    子どもの話を聴こう!傾聴力を鍛えるトレーニング5選

     

     

     

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    ①相手の正面に座って、やや前のめりの姿勢で話しを聞こう

     

    相手の正面に座って、やや前のめりの姿勢で聞きたいですね。


    また子どもの正面に座ったその時、何気なく足や腕を組んだりしていませんか?


    聞き手が足や腕を組むと、話し手は心を閉ざされているように感じ、話しにくくなってしまいます。


    話を聞く姿勢や態度を意識して変えるだけで、子どもは「親が真剣に話を聞いてくれようとしている」と思ってくれるでしょう。

     


    ②表情を子どもの気持ちに合わせるようにする

     

    表情を子どもの気持ちに合わせるようにしたいですね。


    まず目の前にいる子どもの表情がどんな表情をしているか注意してみてください。


    「悲しそう」「思いつめている」「無表情」「がんばって笑顔を作っている」など、読み取ることができるのではないでしょうか。


    聞き手が、話し手と同じ表情をすると親近感が沸いて心を開きやすくなると言われています。


    子どもの表情に合わせることで、「親が自分の気持ちを理解してくれている」、「本気で心配してくれている」ことが伝えられるでしょう。

     

     


    ③もし自分が子どもの立場に立たされたらどう感じるかを考えてみる

     

    もし自分が、子どもの立場に立たされたらどう感じるかを考えたいですね。


    親は子どもの悩みに対して心配になるあまり、上から目線でアドバイスをしてしまいがちです。


    ですが子どもの立場に立って想像し、考えることができたなら、一歩踏み込んだ理解を深めることができるかもしれません。


    子どももまた親に自分の状況を分かってもらえたことを、「親を信頼して話してよかった」と心強く感じてくれるでしょう。

     

     

     

    ④沈黙になっても先走って発言せず子どもが話してくれるのを待つ

     

    沈黙になっても先走って発言せず、子どもが話してくれるのを待つようにしたいですね。

     

     

    子どもが途中で話をやめて沈黙が続くと早く話してほしいとつい先走って発言してしまったり、話の続きをせかしたりしてしまうことはありませんか?


    悩みを言葉にして伝えるのは大人でも難しいことです。


    子どもならもっと時間がかかるのはあたり前ですよね。


    親が先走って「こうなんじゃないの?」と話してしまうと、子どもが一番伝えたかった本音を聞き逃してしまうかもしれません。


    焦る気持ちをグッとがまんして、子どもが話し出すまではゆったりと構えて待ってみてください。

     

     

     

    ⑤親も自己開示して話を広げる

     

    話を聞くときは、親も自己開示(=自分の経験や感情を包み隠さずに話すこと)して話を広げたいですね。

     

     

    子どもが話してくれる内容に応じて、親の経験や考えを包み隠さずに自分の経験を伝えてみてください。


    例えば子どもが友達関係で悩んでいる場合は、「私も友達とけんかしたことがある」、「こんなことを言われて悲しかった」と実体験を話すと「親にもこんな経験があるんだ」と不安な気持ちを安心に変えることができます。


    子どもの話だけでなく今親が悩んでいることを話すことも、「親にも悩みはあるんだ」「悩みを人に話してもいいんだ」と安心感を持ってもらうことができるでしょう。

     

     

     

     

    傾聴力をトレーニングして悩む子どもの話しを聴く方法まとめ

     

    今回は、傾聴力をトレーニングして子どもの悩みにしっかりと耳を傾ける方法を5つお伝えしました。


    思春期の子どもが悩んでいる様子なのに相談してもらえないと親としては不安になりますね。


    またゆっくりと話を聞いてあげたくても、「忙しくて時間がとれない」とお嘆きの親御さんもいるかもしれません。


    たとえ時間をとるのが難しくても、子どもと向き合おうとする親の姿勢はきっと伝わります。


    できる範囲で親子のコミュニケーションをとるように心がけたいですね。


    今回ご紹介した5つの方法が、お子さんの話を聞くきっかけになると嬉しいです。

     

     

     

     

     

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    ーーーーーこの記事を書いたのはーーーーー

     

    平 寛子 (たいら ひろこ)

     

    「子どもが毎日笑顔になる子育て」をモットーに

    試行錯誤しながら子育て中の主婦です。

    仕事の合間に脳科学や学習習慣を学び、

    進んで学べる子になる方法を模索しています!

    趣味は歌を歌うことそして写真を撮ること。

     

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