「親戚や祖父母から子どもへ入学祝をもらった!入学準備には何かとお金がかかるから助かるわ~!」
そんな風に喜んでいるママ、お祝いをもらったら「お祝い返し(内祝)」が必要なことを忘れていませんか?
こんにちは、お子さんにぴったりの学習塾・個人指導塾を紹介する塾選び富山スタッフの稲泉です。
確かに「入学祝いにお返しはいらない」という説もあるのですが、自己判断でありなしを決めてしまって大丈夫でしょうか?
卒入学のタイミングは、なにかと慌ただしくなりがちです。
うっかり忘れて、せっかくお祝いをしてくれた相手の気分を害してしまった!なんてことがないように、お返しの品を贈るならあらかじめ準備しておくことが大切です。
今回は、入学祝のお返し(内祝)に関する基礎知識と、センスの良いオススメのギフトを5つ紹介します。
まず入学祝のお返しがいるのか・いらないのか、という件について考えてみましょう。
確かに日ごろから交流のある親しい間柄の祖父母からなら、省略してもかまわないという場合があります。
というのは、入学資金の援助としてお祝い金などを渡しているのに、高額のお返しをされては援助にならないためです。
かといって「おじいちゃんおばあちゃんと普段から仲良くしているから、お返しは不要」と自己判断していいものでしょうか?
手間を省きたくなるのはわかりますが、「お返しはいらない」と明言されない限り、準備しておいたほうが無難ではないでしょうか。
一方、気をつけたいのが普段あまり交流のない親戚からのお祝いです。
気安い関係でなければ、しっかりと作法にのっとってお返しをしておいたほうが良いでしょう。
さらに気をつけておきたいのが、お返しをする時期です。
入学祝のお返しをする時期は、入学式の1カ月以内とされています。
うっかり忘れて時期を伸ばしてしまった!なんてことがないように気をつけたいですね。
またお返しは、いただいたお祝いの約1/3の価格のものを目安に選びましょう(カタログギフト「リンベル」webサイトより)。
それ以上になると、相手に気を使わせてしまう場合があります。
贈る品目は、手軽なスイーツやお茶などの食料品や、タオルなどの日用品・雑貨などが一般的です。
また子どもが中学生や高校生の場合は、本人に一筆書いてもらうと先方から好感が持たれます。
子どもに「お祝いをもらったら返礼をするもの」というマナーを伝えることができる、良い機会にしたいですね。
繊細で可愛らしい和菓子づくりで有名な、「引網香月堂」の上生菓子を内祝に贈ってはいかがでしょう。
(「引網香月堂」facebookより引用)
気持ちのこもった上質なプレゼントは、「大量のお菓子セットをもらっても食べきれない」という、年配のかたにも喜ばれるでしょう。
上生菓子は用途に応じて、オリジナルの物を作ってもらうこともできるそうです。
予算や目的を伝えて、自分だけの内祝セットを贈ってくださいね。
内祝として、普段買わないような高級な調味料を贈るのはいかがでしょう?
日本料理の老舗「なだ万」が作る「ドレッシングセット」は、「わさびクリーミードレッシング」「たまねぎ醤油ドレッシング」「梅かつおノンオイルドレッシング」など、和の味わいをテーマにしたドレッシングが揃っています。
(なだ万オンラインストアより引用)
「洋風のドレッシングは苦手であまり使わない」、という年配の方へ贈るのにもおすすめのギフトです。
「日本の銘米」のギフトセットには、「北海道のななつぼし」「岩手の銀河のしずく」「鳥取のきぬむすめ」などの人気のお米が、色とりどりのパッケージに入っています。
(「日本の銘米」公式サイトより引用)
お米のギフトなら、よほどのことがない限り「うちではこれ、使わないから…」と持て余される心配がありません。
毎日、産地が違うお米を食べ比べる楽しみを贈ることができますよ。
どうしても相手の好みがわからなければ、カタログギフトにするという手もあります。
(「大丸松坂屋オンラインショップ」より引用)
昔は価格帯でしか選べなかったカタログギフトですが、現在は有名スイーツに人気の和牛、ブランド雑貨や旅行など、テーマをしぼったものがあります。
カタログギフト「日本ものがたり」には、日本ならではの細やかな技術や美意識が光る品々が集められています。
雑貨をはじめ、グルメに体験と多彩な品から好みのものを選ぶことができますよ。
お祝いをくれた人たちを集めて、食事会を開催するのもおすすめです。
(「梅の花」」webサイトより引用)
お祝いをくれた大切な方々に、モノで返すのでなく楽しい時間をプレゼントするというわけです。
湯葉と豆腐の店「梅の花」では、日本伝統の食材をベースに四季折々の旬の素材を組み合わせた創作懐石料理をいただくことができます。
予約をすれば畳の個室(掘りごたつ・テーブル席も有)を借りることができるので、親しい人たちだけの和やかな食事会を開催することができますよ。
☆時節柄、感染対策にはお気を付けください。
入学祝のお祝い返しについての基礎知識と、気の利いたおすすめギフトをご紹介してきました。
ここまではおすすめの品を紹介してきたのですが、注意点として「贈ってはいけないもの」もお伝えしておこうと思います。
お祝いのお返しとして、「現金や商品券など金額がわかるもの」を贈ることはマナー違反とされています。
せっかく祝ってくれた人に対して失礼にならないよう、マナーをしっかり守って喜ばれるお返しを贈りたいですね。
ーーーーーこの記事を書いたのはーーーーー
稲泉 景子 (いないずみ けいこ)
富山で6歳男児子育て中の主婦。
これから子どもにどんな教育をしていけばいいのかお悩み中。
子育て本や教育本を読むのが好き。趣味はカフェ巡りとラクガキ。
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