1. 塾選び富山トップ
  2. コラム
  3. 親のあり方を学ぼう
  4. 読書習慣のない子の親御さん必見!子どもが読みたくなる本の選び方と注意点!
親のあり方を学ぼう

読書習慣のない子の親御さん必見!子どもが読みたくなる本の選び方と注意点!

目次[非表示]

     

     

    【随時更新中】子育て・教育に役立つイベント・セミナー

     

     

     

     

    「本を読む子になってほしいけど、全然興味を持ってくれない」


    「漫画ばかり読んで、活字の本を読んでくれない」


    子どもに本をすすめても、全然読んでくれない!とお悩みの親御さん、多いのではないでしょうか?


    こんにちは、子どもにぴったりの学習塾・個別指導塾を紹介する「塾選び富山」スタッフの平です。


    本を読むと、想像力が豊かになるだけでなく、子どもの読解力や語彙力が増えるなどの効果が期待できると言われています。


    心を豊かにし、学力アップも期待できる読書習慣、子どもにぜひ身につけてほしいですね。


    そこで今回は、本が苦手な子が読みたくなる本の選び方と、本選びの際に親が気をつけるポイントをお伝えします。

     

     

     

     

    【相談無料】富山の学習塾・家庭教師相談窓口

     

     

     

    子どもが読みたくなる本の選び方と親の注意点

     

    ①親は、本人に難しい本を選びがち

     

    親はつい、子どもに難しい内容の本をすすめてしまいがちだということに注意してみてください。


     

    「この年齢だからこれくらいの本は読めるだろう」と考えてしまうのは、親の思い込みであることが多いです。


    親がすすめた本に興味を示さないのは、ひょっとしたら子どもにとってはまだ内容が難しいのかもしれません。


    子どもがつまらないと言い出したら、本のレベルが難しいサインだと考えてみてほしいのです。


    少しでも本の内容が難しそうだと感じたら、対象年齢より低めの本に変更したり、親子で一緒に読みすすめたりしてみてください。


    小学校高学年までは読み聞かせを楽しんでくれるので、親子時間も大切にしたいですね。

     

     

     


    ②「本の対象年齢」を信用しすぎない

     

    図書館や書店がすすめる本の対象年齢を、信用しすぎないように心がけてください。


    図書館や書店がすすめる本の対象年齢は、読書好きな子が対象になっています。


    本によってはその年齢では難しい内容のものが含まれているので、対象年齢より少し低いものを選ぶとよさそうです。


    また時間があるときに図書館へ通って、子ども自身で何冊か本を選ぶ練習をしてみませんか?


    本が苦手な子でも「興味のあるジャンル」と「子どもに合った難易度」の2つが揃えば、読書を楽しむことができますよ。


    最初のうちは感覚がつかめず、どの本が読めるのかが分からないかもしれません。


    本を借りたら、「全部読まなくても、面白いと思った本だけ読んだらいいんだよ」と子どもの心が軽くなる声がけをしたいですね。

     

     

     

     


    ③子どもがどれくらいの難易度の本まで読めるか確かめてみる

     

    子どもがどれくらいの難しさまで本を読むことができるのか、一度確かめておきたいですね。


    図書館や書店で難易度の異なる本を読んでもらって、「どんなことが書いてあったか」「どんな内容だったか」などを質問してみてください。


     
     

    ここで言う難易度とは、文字の大きさや文の区切り方などの読みやすさを指します。


    本の内容を理解してない場合、その本はまだ難しいと判断してよさそうです。


    子どもは、「文字が小さい」「文章が長い」など、少し読みにくいと感じるだけで本を読むことが嫌になってしまうものです。


    子どもにとって読みやすく、読んでいて楽しいと感じる本を選びたいですね。

     

     

     

     

    ④子どもの興味・話の方向性から好みを探る

     

    子どもに「どんなことに興味があるの?」「どんな雰囲気の話が好きなの?」と、インタビューしてみるのはどうでしょう?


    面白い話が好きなのか、感動する話が好きなのかなど、いくつか質問を投げかけて、子どもの本の好みを探ってみてください。


    会話の答えをヒントにして、親が子どもの好みに合う本をおすすめするのもいいですね。


    もし親が探すのが難しいなら、図書館へ行って司書さんに提案してもらうのも良さそうです。

     

     

     

     

    ⑤本人が気のりしない時に無理に読ませない

     

    子ども本人が本を読みたい気分でないときは、無理に読ませたりしないようにしたいですね。


     
     

    子どもが乗り気ではないのに読ませようとすると、「本は読ませられるもの」と感じて嫌いになってしまうかもしれません。


    子どもの気が向いたときにすぐ手に取れるよう、身近な場所に本を置いてみて下さい。


    「読みたくなったら読んでね」と声をかけておけば、本を読むことへの心理的ハードルもぐっと下がりますよ。

     

     

     

     

    子どもが読みたくなる本の選び方と注意点まとめ


    子どもが読みたくなる本の選び方と注意点を、5つまとめました。

     

     

    ①親は、本人に難しい本を選びがち


    ②図書館や書店がすすめる本の対象年齢を信用しすぎない


    ③子どもがどれくらいの難易度の本まで読めるか確かめてみる


    ④子どもの興味・話の方向性から好みを探る


    ⑤本人が気のりしない時に無理に読ませない

     

     

    子どもに読書好きになってほしくても、活字を読む習慣がないと難しいものです。


    まずは親子で書店や図書館に行き、今回お伝えした注意点を参考にしながら時間をかけて本を選んでみてください。


    本を読み終えたら、同じジャンルの本で別のものを探したり、同じ著者が他に本を書いていないか調べたりして、子どもの読書の幅を広げていきたいですね。

     

     

     

     

     

     

    【随時更新中】子育て・教育に役立つイベント・セミナー

     

     

     

     

    【相談無料】富山の学習塾・家庭教師相談窓口

     

     

     

    ーーーーーこの記事を書いたのはーーーーー

     

    平 寛子 (たいら ひろこ)

     

    「子どもが毎日笑顔になる子育て」をモットーに

    試行錯誤しながら子育て中の主婦です。

    仕事の合間に脳科学や学習習慣を学び、

    進んで学べる子になる方法を模索しています!

    趣味は歌を歌うことそして写真を撮ること。

     

    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

     

     

    【参考文献】
    鈴木勝彦(発行),中村亮(編集),雑誌プレジデントファミリー2021秋号『たった2時間で本嫌いの子が大変身』,プレジデント社,2021年

    © 2014 jyukuerabi. All Rights Reserved. Powered by glic.