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【小学生向け】教育情報・中学受験など

【受験体験記】富山大学附属中学校 合格者インタビュー② ~自宅では、どんな勉強をした?

 

塾選び富山は、「子どもが最も成長する、選択肢のご提案」をミッションとしています。本シリーズは、小学校受験や中学受験を選択されたご家庭に、通っている学校の良さや受験された理由、日々の子育てなどについてお話を伺い、さまざまな教育のなかで、お子さんにとっての良い選択を考えるきっかけを提案してまいります。

 

 

前回のインタビューでは、附属中学校を志望したきっかけ塾と習い事との両立などについてお聞きしました。今回は、「自宅での勉強の様子」「実際に入学してみて感じたこと」を中心にお話を伺いたいと思います。では、引き続きよろしくお願いします!

 

 

▲インタビューに協力してくださった安井さん親子。

 

 

受験勉強で印象に残っていることは、何ですか?

悠人くん:塾が終わって、家に帰ってから父と一緒に復習や勉強をしたことです。

 

お父さま:学校の宿題は、ひとりですませていましたが、受験の問題は一緒に考え、取り組むようにしていました。

 

 

お父さんと一緒に勉強ですか!工夫した点を教えてください。

お父さま:休日に息子が塾から帰ったら、習った内容を親子で一緒に振り返り、次の一週間の勉強計画を一緒にたてていました。そして、勉強する順番も、本人と話し合って決めました。息子は社会が苦手で、ひとりでやっていると、わからない問題にばかり時間をかけてしまいがちでした。なので、作戦としては、平日学校から帰ってきて夕食前に宿題をすませ、余力があれば自分で解けそうにない問題に取り組み、私が会社から帰宅したあと、その問題を一緒に取り組んだという感じです。

 

 

毎日、会社から帰ってお子さんの勉強をみてあげるのは、なかなかできることではないですね。

お父さま:本人が受かりたいなら、親としても受からせてやりたい。勉強しろ、勉強しろとだけ言っていても、小学生なので何をすれば良いのかわからないし、わからない問題も出てきます。そういう現状をどうしたら良いかと考え、学習計画から一緒にたてれば、親が強制しなくても、本人の意志で何をやるべきか把握して勉強に向かえるのではないかと思いました。

 

 

悠人くんは、お父さんと一緒に受験の勉強ができていかがでしたか?

悠人くん:えっと・・自分がわかってない問題は、親もわかっていなかったりしたこともあります笑

 

お父さま:そういうこともあったね笑 わたしたち夫婦も中学受験は経験しておらず、特に文章題の難しさには驚きました。

 

悠人くんわかっているから教えてもらえるじゃなくて、一緒に考えることができたから、良かったと思います。

 

お父さま:社会は読み聞かせをしていましたね。塾から帰って、疲れたーって、息子がこたつで寝ているでしょう。でもまだやりたい本人が言ったから、そばで社会の参考書を私が読み聞かせて、こうだねーって話しをしたり、会話だけしたりとかね。本人がトイレに行ったときも追いかけていって「●●年は?」とか年号を言って「ひどいよ~」とか言われたり笑

 

悠人くん:笑 あれは面白かった!

 

お父さま:楽しかったですね。算数くらい教えられると思っていたけど最初は全然だめでした。XやYという方程式にあてはめれば、全部解けるんだよと言っていたんだけれども、やっぱりいろんな解き方があるし、方程式に頼らず取り組むことにしました。そのうち、特殊算がわかるようになって、また楽しくなった。

 

悠人くん:わからないときも、楽しかった。

 

お父さま:考えるのが楽しかったね。

 

悠人くん:考えるというのは、楽しくないと続けていけないから。

 

お父さま:算数、社会を中心に問題も作ったこともありました。通っている志学アカデミーの名前に似せて、志学パパデミーとか言っていました

注)悠人くんが通っていたのは、志学アカデミーの富山本校にある一斉指導です

 

お父さま以外のご家族は、どのようなサポートをしましたか。

お父さま:親として受験でいちばんサポートすべきことは、子どもの健康や精神面だと思います。習い事、塾、学校という密なスケジュールを乗り切る体力づくりのため、妻は食事や健康管理をしっかりやってくれました。受験前は風邪をひかないよう食事も工夫してくれました。一緒に住んでいるおじいちゃん、おばあちゃんも塾の送り迎えに協力をしてくれました。

 

 

受験当日、試験が終わってどうでしたか

悠人くん:できた!という気もちがしました。でも、合格・不合格というより、頑張れたことが嬉しかった。

 

 

試験は、どのような問題でしたか。

悠人くん:社会の文章題だったら小学校で習うような説明の仕方ではなくて、試験の用紙に写真や図が書いてあり、それを見ないと解けないような、自分で考えさせる問題が多かったです。

 

お父さま:その場での対応力が必要な問題でしたね。初めて見る資料だからね。

 

 

附属中学校の学校生活はどうですか?

悠人くん:学校は楽しいです。部活動とか学級活動の面でも、力を入れている学校だなと思いました。

 

お父さま:皆で話し合うことが多いです。金沢に史学学習としてフィールドワークにも行きました。運動会にも力を入れ、応援合戦もさかんです。勉強ばかりかなと思っていたので、意外でした。息子はコーラス部に入っていますが、部の成績も良く全国大会にも出場するので朝練があり、毎朝、5時半起床です。妻はお弁当作りもあるし、朝は親子ともども、あわただしいです。

 

 

悠人くんの、将来の夢や目標は、何ですか

悠人くん:生物学者になりたいと思っています。小さいときから、水族館とか連れていってもらって、興味を持っています。

 

お父さま:魚がいちばん好きで、よく図鑑も開いていました。家族で釣りやキャンプによく行きました。テーマパークに行くより、ザリガニや魚をつかまえたりするほうが喜ぶ感じでしたね。家でも10年以上、金魚を育てています。

 

 

 

これから附属中学校を受験しようと思われる保護者やお子さんにメッセージをお願いします。

お父さま:学校、部活動、学校生活ともに充実しているとても良い学校だと思います。また、これはメッセージになるかどうかわかりませんが、正直な気持ち、当初は不合格になって当然と思っていました。最初にお話したように、小学生で悪い意味で挫折みたいな思いをさせたくないという気持ちが親としてありました。でも、合う先生に出会い学習を進めるうちに、だめもとで、という気もちに切り替わっていきました。正直、受かりたいんだから、自信をもって最後までやるようにしようと息子とも話あいました。だめだったら落ち込んで、次に向かおうと。

 

 

最後に、中学受験をして良かったですか?

お父さま:はい。親子の絆は、深まったと思います。

 

悠人くん:もし受かっていなくても、目標に向けてがんばると思うことが、毎日楽しかったです。

 

 

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「考えることが楽しかった」「合格・不合格というより、頑張れたことが嬉しかった」悠人くんの言葉と、はにかんだ笑顔を見て、親として、わが子に経験させてあげたい中学受験はこんな感じ!と感じたインタビューでした。安井さん、ご協力頂きありがとうございました。塾選び富山では、小学校受験、中学受験、高校受験、そして大学受験。成長の節目において、お子さんに最もふさわしい選択ができるように、富山県内の塾や家庭教師選びの無料相談を承っています。(要予約)困ったとき、迷った時、お役に立てれば幸いです。


関連記事 :【受験体験記】富山大学附属中学校 合格者インタビュー①~附属中を志望したきっかけは?

 

 

 

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取材・構成:スタッフ 風谷

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