こんにちは。塾選びスタッフの今牧です。
10/17~21日までの5日間、富山市科学博物館にて「第78回 富山県科学展覧会」が開かれ、各市町村から選ばれた科学の自由研究が展示されました。わが家も、子供の参考にすべく、行ってきました!
出品作品を見てみると、
小学生低学年の部では
・ウインドパワーでゴールをめざせ!~風にむかって走れ!!
・さいきょうの「けん」をつくろう
・カニのかんさつ
など、遊びや生活の中で不思議に思ったこと、生き物や植物観察を発展させて研究したものが目立ちました。収集や、飼育などを丁寧に行いまとめる根気強さを感じました。
小学生中学年の部では
・ほかけぶねレース~アップグレードはどれだ!?~
・ソルロス君の大航海!!ひかりんと一緒に太陽エネルギーを探し出そう★★
・甘いトマトを作ろう~成長時期に合わせた育て方~
小学生高学年の部では
・地震もこれで大丈夫!「究極の家」発見!!
・すってんころりんの謎をさぐろう!~バナナの皮にかくれたいたずら妖精“ズリズリ”をつかまえろ!!~
・アサガオが教えてくれた酸性雨~これで私も酸性雨の予報士に~
などがあり、中学年、高学年になりますと、学校の授業や社会から学んだ知識に、さらに自分が疑問に思ったことをプラスして観察、実験を行っているように思いました。実験装置も展示されており、まとめ方にも見やすさや論理的に説明をする工夫がなされていました。
実は昨年、富山市の小学1年生が文部科学大臣賞を受賞しているんです。加えて、富山県から直近の6年間で、3名も文部科学大臣賞を受賞しています。富山県が教育県と言われる一端を知ったような気になりました。
中学生の部
・やじろべえの秘密~やじろべえと振り子は同じ原理なの?~
・ヨウ素系うがい薬の成分研究~オリジナルの取扱説明書を作る~
・卓球を科学する~落下する球の弾むしくみ~
中学生の場合は、環境や災害問題、化学薬品を使ったり高度な作品が揃っていました。作品の中には、小学1年生からアリの研究を始め、中学3年生までの9年間研究を続け毎年選出されている生徒もいて、その熱意と努力に驚かされました。
高校生の部
・ホクリクサンショウウオ産卵対数の変動要因
・直方体から正八面体に変化するNacl結晶~ポリアクリル酸ナトリウムによるミラー指数{1.1.1}面の安定化~
高校生になるとパソコンを使い、グラフや表を使って実験や観察を綿密に数値化したものが多く見られました。スーパーサイエンス部や科学部など、部活で取り組み出展しているようでした。盛り込む要素が増えますが、写真などをうまく使い、見やすくまとめているところはさすがだと感心させられました。
自由研究、どんなテーマにすべきか迷ってしまう・・・
富山市科学館では、毎年「自由研究のすすめかた相談会」を開いています。申し込み不要で昆虫、化石、恐竜、天文、化学など、その道の学芸員が相談にのってくれます。2019年度は7月に4日間開催され、2020年度も7月に開催が予定されているそうです。
また、自由研究のテーマ探し、研究に行き詰まったり、進め方をどうしたら良いかわからなくなったら、担任の先生や詳しい学校の先生に聞いたり、普段でも富山市科学館に電話したり、学芸員を訪ねて行ったりすると良いようです。気軽に訪ねてOKとのこと。心強いですね!
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Written by スタッフ今牧
富山県射水市在住。夫と、小学2年の娘、幼稚園年長の息子、姑の5人暮らし。手帳の空きを埋めることに喜びを感じるアクティブ家族。「ママ、今日どこ行く~?」が子供の口癖です。皆さんの子育てのヒントになる話題を書いていきたいと思います