「成績を上げることで、子どもの選択肢を広げてあげたい!」と思う保護者のみなさんへ、今年度初の合格者インタビューをお届けします!
富山県を代表する難関校といえば、「富山県立富山中部高校(以後、「富山中部高校」と表記)」ですよね。
今回は「富山中部高校」に合格したMさん親子に、インタビューしました。
「富山中部高校に合格するためにどんなふうに勉強すればいいのだろう?」「親は子どもをどうやってサポートしたのだろう?」という親子の疑問に答える内容になっていますよ!
明確なタイミングはなかったのですが、受験が近づくにつれ学校やクラスメイトの雰囲気が変わっていったため、自然と向き合っていったように思います。
中学2年生の冬に受験対策テキスト『新研究』を受け取り、3年の4月には1~2年範囲の実力テストが行われ、3年の夏には全国の高校入試問題2年分の中から精選された問題集が配布されました。
入試が迫るごとに、本番の形式に近い演習が多く出されるようになりました。
実はギリギリまで、富山中部高校か富山高校かで迷っていました。
決めた理由のひとつは、富山中部高校の見学会で見た学校の明るい雰囲気が気に入ったからです。
もうひとつは自宅からバス1本で行けるという、アクセスの良さでした。
冬になって積雪したときなど、学校に行くときの負担を少なくしたいと思いました。
部活は剣道部に所属していました。
正直、部活をやっていた時は部活が忙しくて、帰ったらすぐ寝てしまい、ほとんど勉強していませんでした。
勉強できる時間が限られていたので、授業に集中して、授業中に憶えてしまうようにしていました。
また土曜日午前中は部活か家で勉強、午後からは塾選び富山で紹介してもらった塾「アルファ進学スクール藤の木校」に行って勉強していました。
日曜日は勉強することもありましたが、遊ぶこともしていましたよ。
生徒会でリーダーの経験をできたのは良かったと思います。
生徒会を通して素晴らしい友人に出会えましたし、学校の環境をより良くするという充実した経験ができたと思います。
特に2年生後半では副会長として、3年生を送る会の企画・運営で本当に忙しくなり、部活を休む日もありました。
友達と一緒に受験勉強しました。
3年生の冬休みからは毎日夜の7:30~9:30に友達とZOOMをつないで各自が自習する会をやっていました。
この勉強会ではオンラインでつながるものの話はほとんどせず、ひたすら各自が勉強します。
集中力が途切れたらカメラを手元に向けるようにしたり、どうしても話したくなったら話したいメンバーだけ自習室から離れて別の回線で話すようにしたりしていました。
この無言勉強会は、通っているアルファ進学スクールの笠嶋先生がやっていた「オンライン自習室」をヒントにして開催しました。
勉強をもっとがんばれば良かったと思います。
生徒会・部活ともに本当に充実した時間を過ごせたので悔いはないのですが、勉強をもう少し粘り強く、本気でしておけばよかったという気持ちはあります。
スマホです。
僕の場合、Play stationやNintendo switchなどはもってなかったのですが、SNSやゲーム、YouTube動画にハマってしまい大変でした。
ある日父に「スマホ見すぎじゃない?」と言われ、試しに1日の利用時間を見てみたところ、利用時間の長さに驚きました。
その後は、スマホのホーム画面に1日の利用時間が表示されるように設定し、1日45分以上やると利用制限がかかるようにiPhoneを設定しました。
まあ自分で設定したのですぐに解除できてしまうんですけど、抑止力にはなったと思います。
いろいろやってもらったのですが、一番ありがたかったのは最後まで優しく見守ってくれたことです。
「勉強しなさい」と言われたことはあまりなく、いつもはげましてくれたり、応援してくれたりしました。
もししつこく「勉強しなさい」と言われていたら、やる気を失ってやらなかったと思います。
また進学先に迷っていたことを伝えると、学校見学会に連れて行ってくれたり、卒業生の話を聞く機会を設けてくれたりしました。
親の考えを押し付けるのではなく、自分自身のことを自分で選択できる環境を用意してくれたのはありがたかったです。
高校ではもっと勉強をがんばりたいです。
また生徒会活動も、積極的に参加したいと思います。
将来の夢はまだ固まっていないのですが、調べてまとめることや挑戦すること、人前で話すことが好きなので、そういう方向の仕事につけたらと思います。
少しでも早く、危機感を持ったほうがいいと思います。
早い時期に危機感を持つことで、あせりが軽くなり、落ち着いて行動ができます。
矛盾しているようですが、現状を早く受け止めることで、自分を向上させる計画を立てる時間が生まれます。
計画を立て、達成したい目標ができると、より成果に近づけようとがんばることができます。
目標・目的のある人は、執念をもって成長し続けます。
ですから「このままじゃまずい!」と気づき、気を抜かずにがんばってください。
Yさんは充実した中学時代のことを、本当に楽しそうに話してくれました。
部活や生徒会に時間をかけすぎて勉強できなかったと後悔している部分があるものの、実際は友達とオンライン勉強会を開くなど、自ら工夫して勉強する習慣を作っていたところが素晴らしかったと思います。
友達の多くも富山中部高校に進学しているそうなので、引き続きお互いに高め合える友達と楽しい高校生活を過ごしてほしいですね。
「富山中部高校受験体験記②」では、Yさんのお父さんに教育方針や子どもをサポートする方法についてうかがいました。
「富山中部高校受験体験記②」はこちら↓↓より
>>【高校受験体験記②】富山県立富山中部高校普通科合格インタビュー~教育方針や親のサポート方法について聞きました~
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ーーーーーこの記事を書いたのはーーーーー
稲泉 景子 (いないずみ けいこ)
富山で5歳男児子育て中の主婦。
これから子どもにどんな教育をしていけばいいのかお悩み中。
子育て本や教育本を読むのが好き。趣味はカフェ巡りとラクガキ。
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