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【子どもがスマホデビューした親御さんへ】スマホ依存にならない5つの方法を紹介!

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    「4月にスマホデビューした子どもが、四六時中スマホを見ている。依存が心配。」

     

     

    新しい学年を迎えて、子どもがスマホデビューしたというパパ&ママ、多いのではないでしょうか。

     

     

    子どもが買ったばかりのスマホに早速夢中になっていると、「スマホをやめられなくなったらどうしよう…」と不安になってしまいますね。

     

     

    今回は、世界的ベストセラーとなった本『スマホ脳』を参考に、子どもがスマホ依存にならないための対策を5つご紹介します。 

     

     

     

    ●子どもがスマホ依存にならないための5つの方法

     

     

    (1)腕時計を買う

     

     

    (2)自分のスクリーンタイムを見える化する

     

     

    (3)SNSをやるときはパソコンにする

     

     

    (4)表示画面をグレースケール(モノクロ)にする

     

     

    (5)親が見本となる

     

    スマホが子どもに与える影響とは?

     

     

    有名なアップルコンピュータの創業者で開発者のスティーブ・ジョブズ氏が、自分の子どもにはipadを与えなかった上、スクリーンタイムを厳しく制限していたのをご存知でしょうか?

     

     

    マイクロソフトのビル・ゲイツ氏もまた、自分の子どもにスマホを与えたのは子どもが14歳からだったそうです。

     

     

    最もスマホが身近にあったはずの彼らが、なぜ自分の子どもに与えなかったのでしょうか?

     

     

    良いものなら真っ先に子どもに与えるはずの彼らが自分の子にスマホを与えなかったのは、その依存性の高さや影響に気づいていたからではないでしょうか。

     

     

    書籍『スマホ脳』では、スマホが私たちに与える影響に対していくつもの実例が挙げられています。

     

     

    ●スマホが机の上にあるだけで、その他のことに集中できなくなる

     

     

    ●脳は新しい情報を得ると快楽物質が出る。スマホの通知音が鳴ると気になって仕方がなくなるのはこのため

     

     

    ●長時間スマホを見る習慣がある人とない人を比較したとき、長時間スマホを見る習慣のある人の方が集中できる時間が短くなる、という結果が出た

     

     

    ●ブルーライトが睡眠の質を低下させる。睡眠不足は健康・情緒・学習を妨げる

     

     

    ●SNSの「よい人生とはこうあるべき」という情報は、見る人に自信を失わせる

     

     

    親御さんの中にも、自分自身がスマホの影響を受けていると心当たりがある方も多いのではないでしょうか?

     

     

    親子で一緒に、スマホとの距離感を振り返る機会を作っていけるといいですね。

     

     

    次章ではわが子をスマホ依存にさせないための、5つの対策をご紹介します。

     

     

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    子どもをスマホ依存にさせないための5つの対策

     

     

    腕時計を買う

     

     

    「今はスマホで時間が見られるから」と、腕時計を用意しないご家庭もあるかもしれませんね。

     

     

     

     

    しかし、時計を見るために開いた画像から、流れでSNSのチェックをはじめ、友達の投稿にコメントを書き、流れてきた広告からショッピングを始めてしまいます。

     

     

    なるべくスマホに触るきっかけを減らすため、腕時計を用意するようにしたいですね。

     

     

     

    自分のスクリーンタイムを見える化する

     

     

    大人も子どもも、理想とされる1日のスクリーンタイム(画面を見ている時間)は2時間なのだそうです。

     

     

    自分が1日に何時間スマホを見ていたのかを知ることができたら「こんなに時間をムダにしてしまったのか」と反省することができますね。

     

     

    iPhone・Androidの両方で、スクリーンタイムをホーム画面に表示させることができます。

     

     

     

     

    【iPhone・Androidでスクリーンタイムをホーム画面に表示させる方法】

     

     

    ●iPhoneの場合

     

     

    ホーム画面長押し→

     

    アイコンが揺れ、画面上に「+」マークが表示→

     

    「+」をタップ、画面を下にスワイプして「スクリーンタイム」を選択→

     

    表示サイズを選び「ウィジェットを追加」でホーム画面に設置完了。

     

     

    ●Androidの場合

     

     

    ホーム画面長押し→

     

    「ウィジェット」を選択→

     

    アプリ「Digital wellbeing」を選択(入ってない場合はダウンロード)→

     

    「あなたの利用時間」を長押し→

     

    ホーム画面に挿入。

     

     

     

    SNSをやるときはパソコンを使うようにする

     

     

    「Facebookを見て次はInstagram、twitter、そうこうしているとLINEから通知が来た…!」と延々とSNS巡りをしてしまうこと、ありませんか?

     

     

    スマホだと延々と何時間もやってしまうSNSですが、パソコンだと「立ち上げてからクリックして、次のSNSに…」というのが手間で、何時間も読み続けることができません。

     

     

    SNSをスマホから完全に消去することは難しいので、連絡手段以外のSNSはパソコンでやるようにルール化してみてはどうでしょう。

     

     

     

    表示画面をグレースケール(モノクロ)にする

     

     

    一旦子どもがスマホに夢中になってしまってから、取り上げるのは至難の業です。

     

     

    それならばいっそ、スマホの魅力を減少する方法をとってみるのはどうでしょう?

     

     

    色のない画面だと興味を保ち続けられず、画面とスクロールする時間が短くなるのだそうです。

     

     

    以下に、表示画面をグレースケールにする方法をご紹介します。

     

     

     

     

    【iPhone・Androidで表示画面をグレースケールにする方法】

     

     

    ●iPhoneの場合

     

     

    「設定」→「アクセシビリティ」→

     

    「画面表示とテキストサイズ」→

     

    「カラーフィルタ」を有効化→

     

    「グレースケール」に変更

     

     

    ●Androidの場合

     

     

    Androidの場合、「おやすみ時間モード」で決めた時間のみグレースケールにすることができます。

     

     

     

     

    「設定」→「Digital wellbeing」→

     

    「データを表示」→「おやすみ時間モード」→

     

    切り替えたい時間を設定→

     

    「グレースケール」をオンにすればOK

     

     

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    親が見本となる

     

     

    親がいつもスマホを見ているのに、子どもにだけ「やめなさい」と言ってもまったく伝わりません。

     

     

     

     

    子どもにスマホとの適切な付き合い方を伝えるために、親こそスマホとの距離感に気をつけたいですね。

     

     

    「私自身、スマホに依存しているかも…」と思われたら、ぜひ上に紹介した4つの方法を試していただきたいです。

     

     

    どうしたらスマホと距離がとれるのか、親子で調べたり話し合ったりするのもいいですね。

     

     

     

     

    子どもをスマホ依存にさせないための5つの対策まとめ

     

     

    子どもをスマホ依存にさせないための5つの対策をまとめてきました。

     

     

    ●子どもがスマホ依存にならないための5つの方法

     

     

    (1)腕時計を買う

     

    (2)自分のスクリーンタイムを見える化する

     

    (3)SNSをやるときはパソコンにする

     

    (4)表示画面をグレースケールにする

     

    (5)親が見本となる

     

     

    一旦与えて、楽しみを知ってしまった子どもからスマホを没収したり、突然使用制限したりすると親子ゲンカに発展してしまうことがあります。

     

     

    親子関係が険悪にならないように、親子でスマホ依存の恐怖を共有し、一緒に納得できる対策を作っていきたいですね。

     

     

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    ーーーーーこの記事を書いたのはーーーーー

     

      稲泉 景子 (いないずみ けいこ)

     

    富山で6歳男児子育て中の主婦。

    これから子どもにどんな教育をしていけばいいのかお悩み中。

    子育て本や教育本を読むのが好き。趣味はカフェ巡りとラクガキ。

     

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    【参考文献】

    アンデシュ・ハンセン(訳:久山葉子),『スマホ脳』, 新潮社, 東京,2020年。

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