「パソコンが苦手。使い方がわからなくて困っている・・・」
「パソコンやIT(情報技術)の知識を身につけたいけど、どこから手をつければいいの?」
子どもが学校からクロームブック(ノートパソコン)を持ち帰ってくるけど、自分(親)の方がパソコンに苦手意識があって困っている、なんてことありませんか?
こんにちは、子どもにぴったりの学習塾・個別指導塾を紹介する「塾選び富山」スタッフの平です。
GIGAスクール構想(児童・生徒1人に1台のコンピューターと高速ネットワークを整備する文部科学省の取り組み)の導入により、子どもたちはパソコン操作の習得が不可欠になりました。
そんな中、保護者のパソコンスキルのあるなしで、子どもの教育に格差がひろがってきていることをご存知でしょうか?
もはや保護者も、「パソコンはよくわからないから…」と逃げることが難しい状況になっているのです。
今回はそんなパソコンに苦手意識を持っている保護者の皆さんに向けて、知っておきたい注意点を5つお伝えします。
親がパソコンに苦手意識を持っていると、学校の方針を否定的にとらえてしまうことがあります。
「うちにはパソコンもネット環境も必要ない」と考えず、学校の方針に協力するよう心がけてください。
まずは子どもがパソコンを持ち帰った時に、親子でパソコンの操作方法を勉強したり、親がパソコンに興味をもっている姿勢を見せたりすることが大切です。
親の苦手意識を減らすことで、子どもも興味をもってくれるでしょう。
何か調べたいことがあるときは、積極的にパソコン・インターネットを使って検索してみてください。
調べているうちに、「どのキーワードを入れて入力すると最短で検索できるか」「どこのサイトでいい情報を入手できるのか」など、情報収集のやり方が分かってきます。
またコロナの影響で、オンライン上での良質な習い事やセミナーが増えてきています。
興味のあるイベントを見つけたら、積極的に参加してみましょう。
定期的にパソコンを使うきっかけになりますよ。
家庭で買うなら、タブレットよりパソコンを買うのがおすすめです。
タブレットはスマホのように指で簡単に操作ができる反面、文字入力が不便なため、どうしても「買い物する」「ゲームする」など「使う」ことが中心になります。
一方ノートパソコンはキーボード入力がやりやすく、「プログラミング」や「webサイト制作」など「作る」ことができます。
家庭で最初に購入するのであれば、キーボードで文字を入力したり、タイピングなどの操作スキルを身に付けたりできるノートパソコンをおすすめします。
自宅で使うなら大きい画面で見ることができる、デスクトップパソコンの購入をおすすめします。
パソコンは小さい画面より大きい方が見やすく、精神的ストレスや身体への負担を軽くしてくれますよ。
子どもの場合小さい画面で作業し続けると、視力の悪化・集中力の低下・入力ミスなどを引き起こします。
「デスクトップパソコンって大きくて邪魔になりそう」と感じるかもしれませんが、ディスプレイとパソコンが一体化されているものや、コンパクトでスリムな形のものもあります。
「高さや縦・横の大きさを変えられるもの」「画質調整ができるもの」「目に優しいもの」などもあるので、自分に合うものを探して下さい。
ネット犯罪に巻き込まれないためには、ネットリテラシー(インターネットの知識や安全に使いこなすスキル)について親子で関心を持ち、話し合うことが大切です。
トラブルの例として、「SNS上に他の人の写真や文章を無断でアップして、著作権問題に発展した」「知らない人から届いたメールのURLを開いてウイルスに感染した」など様々な危険が潜んでいます。
取り返しのつかない事態になってしまう前に、インターネットを使うルールを学んでおきましょう。
【関連記事】
「インターネットトラブルの『加害者』にならないマナーを身に付けよう」
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今回はパソコンやITへ苦手意識のある保護者に向けて、知っておきたい注意点を5つお伝えしました。
親がパソコンに詳しくないせいで、「オンライン授業での操作が分からずうまく受講できなかった…」などと、わが子の不利益にならないよう、勉強しておきたいですね。
ぜひ「親もパソコンを使ってみよう」「自分が知りたいことを検索してみよう」などちょっとしたことから取り組んで、パソコンのある生活を楽しんでみてくださいね。
本記事がパソコンに興味を持ち、保護者の皆さんの苦手意識を克服するきっかけになれば嬉しいです。
ーーーーーこの記事を書いたのはーーーーー
平 寛子 (たいら ひろこ)
「子どもが毎日笑顔になる子育て」をモットーに
試行錯誤しながら子育て中の主婦です。
仕事の合間に脳科学や学習習慣を学び、
進んで学べる子になる方法を模索しています!
趣味は歌を歌うことそして写真を撮ること。
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