「いよいよ中学3年生。高校受験に向けて、1年間どんなことに気を付けて勉強すればいいのかな…」
中学3年生のみなさん、受験までどのように日々を過ごしていいのか不安を感じていませんか?
「今はどんなことをすべきなの?」と思ったら、まずは高校受験までの年間スケジュールを把握することから始めてみませんか?
こんにちは、子どもにぴったりの学習塾・個別指導塾を紹介する「塾選び富山」の教育ライター白崎です。
受験シーズンである来年の2月~3月まで、早くも約8ヶ月に迫っていることにお気づきでしょうか?
「受験本番はまだ先」と思っていると、あっという間に時間がたってしまいますよ。
ぎりぎりになって焦りだすことがないように、受験までのスケジュールを理解して計画的に1年を過ごしたいですね。
本記事では、高校受験までの年間スケジュールを把握して、効率的に勉強する方法をお伝えします!
高校受験は、1月の私立高校推薦入試からスタートします。
2月に私立高校の一般入試と公立高校の推薦入試、3月には公立高校の一般入試が行われます。
公立高校の受験日程は、例年7月頃に富山県教育委員会のWEBサイトにて発表されているので、注目しておきたいですね。
日程が学校や塾で伝達されたら、しっかりカレンダーに書き込むようにして下さい。
受験日をいつでも意識できるように、スマホのアプリを使って「公立高校一般入試まであと〇日」とカウントダウンするのもおすすめですよ。
高校受験までに行われる定期テストや模試の日程は以下の図の通りです。
☆定期テスト等の日程は、各学校によって違うので自分の学校の日程を確認して下さいね。
【注目ポイント(1)】定期テスト(中間テスト・期末テスト)
中学2年生から3年生2学期までの定期テストの成績が、内申点の評価対象になります(富大附属中の場合は1学期まで)。
「受験勉強に集中したい」という気持ちもわかりますが、定期テストの点数はしっかり取っていって下さいね。
〇内申点の仕組みについて知りたい方はこちらの記事をお読みください→https://jyukuerabi.com/column/6118
【注目ポイント(2)】全県模試・育英模試
志望校を受験する生徒の中で自分はどれくらいの順位にいるのか分かるので、定期的に模試を受験することをおすすめします。
富山県では「全県模試」と「育英模試」の2種類の模試を受けることができます。
どちらの模試も、受験本番と同じ条件で受けられるので、忘れずに申し込んでおきたいですね。
試験結果を参考に勉強の仕方を考えたり、苦手分野に力を入れたりと有効活用できますよ。
〇全県模試についてのコラムはこちらの記事をお読みください→https://jyukuerabi.com/column/8356
受験日までの学習計画を考えて大まかなスケジュールを立てると、見通しを立てて勉強ができます。
以下を参考に志望校や学力を踏まえて、自分に合ったスケジュールをまとめてみて下さいね。
【4~7月】
4月~7月は、部活と受験勉強の両立に忙しい時期だと思います。
この時期は、1・2年の苦手分野の克服、定期テストの内容を中心に勉強を進めるのをおすすめします。
基礎をしっかり勉強しておくことで、夏休み以降の本格的な受験勉強に取り掛かりやすくなりますよ。
3年生1学期の内容は受験でも出題されることが多いので、定期テストの勉強が受験勉強につながります。
【夏休み】
夏休みは、今まで勉強した中学の全範囲を復習する時期です。
学校で支給されている受験用ワークを進めるのはもちろん、過去の定期テストや模試を解きなおしたりするのもおすすめです。
夏休みは、時間の使い方が重要なポイントになってきます。
塾の自習室を活用するなどして、だらけることのないように気を付けたいですね。
【9~12月】
9~12月は、定期テストの勉強と並行して、応用問題にも取り組んでみて下さい。
基礎で勉強した内容が、応用問題でどのように出題されているのか確認しながら解いていくと良いですね。
間違えた問題は、もう1度基礎問題に戻って復習すると理解が深まりますよ。
学校の行事が多い時期ですが、勉強と両立できるようにあらかじめ計画を立てておくのがおすすめです。
【冬休み】
冬休みは、公立高校や私立高校の過去問を、実際に時間を計りながら解く練習をしてみて下さい。
いろいろな問題のパターンに慣れておくと良いですよ。
どの問題をどのくらい時間をかけて解くか、時間配分を考えておくのも大事です。
受験前最後の長期休暇にしっかり勉強時間を確保して、さらなる点数UPを目指したいですね。
【1~3月】
1~3月は引き続き、過去問や予想問題を解きます。
この時期に1番大事なのは、体調管理です。
せっかく一生懸命勉強しても、試験当日に体調を崩して実力が出せないと後悔することになります。
家族全員が感染症等に気を付けて、万全の状態で本番を迎えられるように気を付けてお過ごし下さいね。
ある程度、年間スケジュールが把握できたら週単位・月単位で勉強する内容をまとめていきましょう。
最初にざっくりと月単位で進めたい勉強リストを作成してから、週単位のリストを作ると週ごとに振り分けるだけなので、簡単に完成しますよ。
一緒に「実力テストで〇点取る」「模試で〇番以内に入る」など、目標も書いておくとモチベーションが上がるのでおすすめです。
あらかじめ1日にどれくらい勉強時間を確保できるか、表にまとめて把握しておくことも大切です。
受験生の勉強時間の目安は、平日3~4時間・休日は4~8時間といわれています。
上の図のように事前に1週間分の勉強時間の目標を書き入れておいて、1日ごとに結果を記入すると、どれだけ目標が達成できたか分かりやすくなりますよ。
「今日は計画通りに勉強できた」という成功体験を繰り返すことで、自信を持って受験に臨めるようになります。
高校入試の年間スケジュールを把握して、効率的に勉強する方法をまとめてきました。
高校合格への近道は、勉強を計画通りに進めていくことです。
受験勉強は長期戦なので、途中でやる気を失わないように受験勉強へのモチベーションを維持していきたいですね。
本記事のスケジュール管理法を利用して、先の見通しを立てながら効率的に勉強を進めてもらえたら幸いです。
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白崎 真弓 (しらさき まゆみ)
塾選び富山所属の教育ライター/元塾講師
好奇心旺盛な娘と体力が有り余る息子の子育て奮闘中。イベントやワークショップに子連れで良く参加している。
趣味は旅行、ヨガ。
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