塾選び富山は、「子どもが最も成長する、選択肢のご提案」をミッションとしています。本シリーズは、中学校受験を選択されたご家庭に、通っている学校の良さや受験された理由、日々の子育てなどについてお話を伺い、さまざまな教育のなかで、お子さんにとっての良い選択を考えるきっかけを提案してまいります。
前回のインタビューでは、片山学園中学校を志望したきっかけや、受験勉強の様子などをお聞きしました。引き続き、Kさんファミリーに「片山学園での学校生活」「実際に入学してみて感じたこと」を中心にお話を伺いたいと思います。よろしくお願いします！
▲インタビューにご協力してくださったKさん親子
通学の手段は？
次女Hさん：朝と夕方、決まった時間に片山学園直行のスクールバスが出ているので利用しています。自宅から学校まで乗り換えずに行けるので、とても便利です。
お母さま：親はまず気になる点ですよね。授業後は、部活動のある子は部活動、ない子はバスが出る時間まで自習をして待っているようです。富山市だけではなく、魚津市や高岡市の生徒もスクールバスを利用しているそうです。
片山学園の学校生活や学習はどのような感じですか。
お母さま：アクティブラーニングという、みんなで考えさせる授業や、チームで問題を発見して協力していく場面が多いと感じています。先日、学校の懇談会に行きましたが、内気だった娘が発表できている姿に成長を感じました。主体的に考え、発表するという日々の授業での経験が自信につながったのだと思います。
次女Hさん：吹奏楽部に入っています。中学と高校の縦割りパートで、先輩との仲がすごく良く、自分たちでいい音を創り出そうという気持ちが強いです。日曜日は、部活の途中に勉強の時間があるんです。勉強道具を持って行って、先輩にわからないところを聞いたり、大学受験の話を教えてもらえたりする時間も楽しいですよ。
お母さま：そうそう。わたしも中学時代に吹奏楽をやっていましたが、なぜこんな短時間でクオリティが高いのかと驚かされます。授業が17時前まであって、バスの出発は18時過ぎなので、練習にしたら1時間くらいしかない状況、まして以前より平日や週末の練習時間も少なくなっているのに、県代表や北陸地区大会に出場できるのは、頑張っているなあと思います。わたしの印象では、部活動にもアクティブ・ラーニング的な考え方が取り入れられていて、先生が統率してくださるほかにも、練習や個人のスキルを伸ばすことは、先輩が教えてくれたり、相互に関わることで、学びあって伸びているんじゃないかなあと思います。
長男Kくん：勉強の点では数Ⅲの場合、県立高校だと3年生の2学期に学習を終えるけれど、片山学園は2年生の後半には、高校の復習が始まりました。時間をかけてじっくり習得できるので、そのぶん受験勉強を早めにスタートできるところが良いと思います。
長女Sさん：圧倒的に難しい高校の内容を中学3年生から4年間かけてじっくり学ぶことができることや、中学生の頃から、大学受験を身近に意識して将来を見据えられるところ、全国模試を中学から受けられるので、自分がどの位置にいるのか知ることで意欲が高まるところも、前向きな刺激になっています。あと、リーダーシップの勉強のために、道徳の時間に「七つの習慣・リーダーインミーツ」という勉強もしていますね。例えば、お弁当に嫌いなものが入っていた場合、どうすれば良い？という課題。シェアする！という考え方でお互いウィンウィンになるという解決法とか(笑）
▲旅行を兼ねて大学見学をされた時の一枚
片山学園中学校に入学して、どんなところが良かったですか？
次女Hさん ：個性のある人が多くて、みんなの意見を聞くのが面白いです。この学校だから出会えたんじゃないかなと。いい経験ができているなあと思います。
お母さま：息子や娘たちの学校での様子を聞いていても楽しいです。雑談で面白いなあと思ったのが、「ママ、世界のなかで、一番給料高い国どこか知っとる？」とかいうわけです。どこかなあと言ったら「スイスなんぜ、スイスに行きたい」と面白おかしく言うので、「どういった時間にそういうこと話しするん？」と聞いたら「休み時間とかお昼の時間」と言って、私の学生時代とはずいぶん話題が違うなあ、そういうことを話せる仲間がいて羨ましいなあと思いました。
長女Sさん：三人が同じ学校なので、家でも、友達がこんな意見を言っていたよとか、兄弟で話すのも面白いです。あと、７月にイギリスのイートン校に、全員で短期留学したんです！語学だけではなく交流の時間もあったり、ハリーポッターみたいな雰囲気のある寮に泊まったり貴重な経験でした。海外への関心が出てきたので、外国の大学も視野に入れたいと思い始めました。
中学受験をしてよかったですか？
長男Kくん：はい。頑張る原動力が養えたと思います。広い意味で教養に関することも中学受験の勉強で学べたので、そのときに深く考えたことや、知識などは自分のなかで生きているなあと思います。あと、中学生活をおもいっきり満喫できましたよ。
次女Hさん：わたしは中学受験を通して、授業をしっかり聞いて、家に帰ったらすぐ問題にとりかかれるようにしておくことや、毎回の授業でわからないことがないようにする姿勢を学べたと思います。入学後も、コツコツと継続することの大切さを実感しています。
お母さま：上の子の場合、まさにザ・反抗期が中学時代に始まったので、そのときに高校受験という負荷がかかったら、自分はどうしたかなと思います。中高一貫校で、反抗期を穏やかに和やかに見守って過ごせたことはプラスだと思います。
片山学園中学校の受験を検討するご家族へメッセージをお願いします。
お母さま：明るくて自立心を育む良い校風だと思います。中学受験のときには、お子さんにも「自分がやってきた時間と努力を信じて、大丈夫！」と送り出してあげてほしいと思います。
長男Kくん：進路や学力に関してなど、悩んだときに先生が「こういう選択肢は？」など、気にかけてくれたりアドバイスをくれたりして、頑張っていける環境だと感じます。自分を信じて、最後まで頑張ってください！
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三人のお子さんたちが頼もしく協力しあう様子や、充実した学校生活の様子が伝わってきました。また、中学受験の頑張った経験が糧となって、次の成長につながっていることを感じました。Kさん、ご協力頂きありがとうございました。塾選び富山では、小学校受験、中学受験、高校受験、そして大学受験。成長の節目において、お子さんに最もふさわしい選択ができるように、富山県内の塾や家庭教師選びの無料相談を承っています。（要予約）困ったとき、迷った時、お役に立てれば幸いです。
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