こんにちは。塾選び富山スタッフの稲泉です。
「子どもの将来のため、より良い学習環境で学ばせたい!」
そう考える親御さんは、少なくないのではないでしょうか?
一緒に学ぶ意識の高い仲間や、子どもの力を伸ばす最先端の教育、リーダーシップを発揮できる場、企業と連携して実社会で活躍できる環境など、子どもに充実した時間や仲間をプレゼントしたいですよね。
しかし、チャンスの多い優れた学習環境を求めるようとすると、どうしても倍率の高い「名門校」と呼ばれる学校が選択肢にあがってきます。
1、名門スタンフォード大学と、著者アグネス・チャン氏について
ではどうすれば子どもを、名門校に合格させることができるのでしょうか?
それについて答えられるのは、「子どもを名門校に合格させた親」だけです。
子どもを名門校に合格させたいなら、名門校に子どもを合格させた親の教育方法を、徹底的にまねることが最短距離なのではないでしょうか。
今回紹介する『スタンフォード大に三人の息子を合格させた50の教育法』は、アメリカで最も倍率の高い名門校スタンフォード大学に3人の息子全員を入学させた母親、アグネス・チャン氏の教育論です。
スタンフォード大学といえば、「西海岸のハーバード」といわれるほど世界中から優秀な学生が集まる名門大学。
どの分野でも教育・研究のレベルが高いと評判ですが、特に政治・経済・ITの分野が強いと言われています。
日本にあてはめると偏差値は80以上、2017年の合格率は4.7%と、全米で最も入学の難しい大学の1つなのです。
また、著者のアグネス・チャン氏といえば歌手として有名ですが、彼女自身、スタンフォード大学の博士号を持つ優秀な女性です。
彼女は、仕事・子育てをしながらもスタンフォード大学で博士の学位を取得し、3人の子どもたちを育て上げ、その全員をスタンフォード大学へ合格させているのです。
子供を1人ならず3人、という実績は大きいですよね。
本書ではアグネス・チャン氏が親として、どのように子供と関わり、心を育て、勉強させてきたかが具体的に記されています。
2、『スタンフォード大に三人の息子を合格させた50の教育法』から学ぶ親の関わり方
『スタンフォード大に三人の息子を合格させた50の教育法』の中で、私が特に興味深く感じた一節を紹介します。
●「聞く耳を育てる」ため、子どもを大人の会話に巻き込む
子どもを大人の会話に巻き込むと、子どもは「親に話しかけられる」と気を付けて会話を聞くようになります。
「聞く耳を持つ子」は、頭も良くなります。
●子どもの一日を知りたければ、まず親が自分の一日を話す
親が率先して今日あったことや、仕事の悩みを子どもに話して聞かせます。
そのあと「あなたは?」と促すと、子供が自分自身の話をしてくれるようになります。
親に一日のことを話す習慣ができると、どんなことを話すか気を付けて過ごすようになり、話す力も身に付きます。
●なぜ学校に行くのか、学校に行く意義を子どもに繰り返し説明する
なんとなく学校に通わせないようにしましょう。
「学校に行くのは、自分の将来のためであること」、「勉強ができることは贅沢であること」を繰り返し説明し、目的意識をもって学校に通わせましょう。
●親子ともに、学校で「勉強ができるグループに入る決心をする」
中途半端な成績の子どもが、一番辛い思いをします。
勉強ができるグループに入る決心をしたら、親子で1週間とことん向き合い、勉強します。
いったん子どもに勉強できる快感を味わわせ、できないなら教えてもらうという、一連の行動を身に着けさせるのです。
子どもが質問してきたら、親は家事の合間でも手を止めて必ず答えましょう。
●小学生のうちは、宿題は親がみる
親が一緒に宿題をやって、「勉強は楽しい!」という印象をつけましょう。
宿題が苦しくならないように、笑いながら、食べながら楽しく宿題をやるのがおすすめです。
中学に入ったら、一歩離れて自分で宿題をさせます。
しかし今、どんなことを勉強しているのか、ついていけているのかなど関心は持つようにしましょう。
●テストの点数が悪くても怒らない
テストの点数が悪いことより、授業についていけてない方を注意すべきです。
テスト=怒られるという、苦手意識を持たせないようにしましょう。
家では、「先生の気持ちになって問題を考えよう」と模擬テストを作らせてみるのも有効です。
●子供の可能性を最大限に伸ばすため、親は真剣に英語教育に取り組む
英語は、子ども達が世界を舞台に活躍するためには必須の課題です。
できるだけ周囲に英語の環境を作るよう気を付け、英語の歌や動画、ラジオ放送を流しっぱなしにし、学習意欲を向上させましょう。
子供の好きなことに、英語を絡めてみるのも効果的です。
3、『スタンフォード大に三人の息子を合格させた50の教育法』まとめ
アグネス・チャン氏は本書の中で「仕事以外の時間はすべて息子たちと過ごしました」「友達とのんびりお茶を飲んだり、夫と二人だけで出かけた記憶もありません」と書いています。
まさに彼女は、自由になるすべての時間を子供たちに捧げたのです。
この一節を読んだときは正直、「そこまでしなくてはいけないのか…」と怖気づいてしまいました。。
しかし、そこまで家族全員で努力したからこそ、名門スタンフォード大学に子供たちを合格させられたのでしょう。
昨今、子供にすべてまかせて、勉強も進路も自分で決めさせよう!という信頼と放任が混ざったような教育法も流行っています。
どちらかが正しい、ということはありません。
ですが本書を読んで、アグネス・チャン氏のように、たっぷりの愛情と時間をかけて子供を育て、家族で受験に挑むこともまた大切な親の関わり方であることを学ぶことができました。
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written by スタッフ稲泉