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親のあり方を学ぼう

つい子どもを怒ってしまうママへ。親も子も幸せになる親のあり方が学べる本『子どもが生きる力をつけるために親ができること』

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    こんにちは。塾選び富山スタッフの稲泉です。

     

    学校が一斉休校になって5日。

     

    子どもと過ごす時間が増えるのは良いですが、親のすべきことも増えて疲れがたまってきた方もいるのではないでしょうか。

     

     

    「子どもにイライラして、ついきつく怒ってしまう」

     

    「悲しそうな子どもを見て、後から後悔する」

     

    そんなふうに悩んで自分を責めてしまうママ、いませんか?

     

     

     

    今回紹介する『子どもが生きる力をつけるために親ができること』によると、つい子どもに厳しくしてしまうのは、「わが子は〇〇でなければならない」という親の身勝手なこだわりが原因だというのです。

     

    そして、親の「ねばならない」子育ては、子どもの「自律(自ら考え、自ら判断し、自ら行動する資質)」する力を奪ってしまうのだと述べられています。

     

    子どものためにと思って行動した結果が、子どもの力を奪ってしまうなんて悲しいですよね。

     

    こだわりを捨て、子どもの自律を育み、家族が幸せになる親のあり方、学んでみませんか?

     

     

    工藤勇一著『子どもが生きる力をつけるために親ができること』について

     

     

    『子どもが生きる力をつけるために親ができること』の著者工藤勇一氏は、区立麹町中学校の校長。

     

    改革が難しいと言われる公立校で、子どもの自律を重視したいくつもの教育改革を行ったことで注目されています。

     

    本書の中では、学校教育のこと、家庭での親のあり方、いじめの問題、発達障害の子どもの育て方など、幅広いテーマについて述べられています。

     

    今回はその中から、自律した子どもを育てるための親のあり方について書かれた5つを紹介します。

     

     

    『子どもが生きる力をつけるために親ができること』から学ぶ、親のあり方5つ

     

    子どもは家庭が安心・安全だからこそ挑戦できる

    子どもは、家庭が安心・安全な場だからこそ、学校や社会で挑戦することができます。

     

    家という「失敗しても大丈夫」な環境があるから、大きく成長できるのです。

     

     

     

    親の最大の務めは、家庭を安心・安全な環境にすること。

     

    もし子どもを怒ってしまったなら、なるべく早く切り替えて、必ずもう怒っていないことを伝えましょう。

     

    子どもは怒られたことをひきずり、不安を持ち続けます。

     

     

     

    親はいい加減くらいがちょうどいい。ダメな自分をさらけだす

     

    子どもは、親よりもっと「ねばならない」という気持ちをもちやすいです。

     

    親はその固定した考えを崩すように、子どもの前でダメな自分をさらけ出しましょう。

     

    親が少しいい加減なくらいの方が、子どもは自律します。

     

    子どもに「親がこんなにダメなのだから、自分も完璧にできなくていいのだ」と思ってもらいましょう。

     

     

     

    子どもの前で他人のせいにする言葉を使わない

     

    何か問題が起きた時、子どもの前で他人(社会や学校なども)を否定する言葉を使わないようにしましょう。

     

     

    子どもの中に、他人のせいにして自分で解決を考えない思考習慣がつきます。

     

    親が日ごろから他人のせいにするのを見て育った子どもは、うまくいかないことをいずれ親のせいにします。

     

     

     

    教えるときは子どもを基準に教えましょう

    子どもに苦手があるとき「あなたならできる!がんばろう!」と言っていませんか?

     

    この言い方は、できない現状から目をそらし、否定するものです。

     

    今子どもができないなら、「できないことが当たり前なのだから、練習しよう」と指導しましょう。

     

    できない現状を受け入れ、そこからどうするか対策をたてるのが自律の考え方なのです。

     

     

     

    子どもに「信用し、信用されたい」と思われるのが大切

     

    いくら子どもを叱っても聞いてくれないのなら、すでに親子の信頼関係が薄くなっているのかもしれません。

     

    子どもが話を聞くのは、「この人に信用されたい」と思った存在に対してです。

     

    仮に今信頼が失われているのなら、取り戻す対策を考え、実行してください。

     

    毎日あいさつする、1日1言でも声をかける、聞いてくれないならメモを置いておく。

     

    子どもを気にかけ続けることで、子どもの行動が必ず変わってきます。

     

     

    『子どもが生きる力をつけるために親ができること』まとめ

     

    工藤氏は本書で、「親が不幸にならないで。家庭が不幸になるような理想はいらない」と述べています。

     

    これまで、子育てに理想を求めすぎて、子どもたちと過ごせる幸せな時間を辛い時間にしてしまった親をたくさん見てきたそうです。

     

    くり返しになりますが、親の最大の使命は家庭を安心・安全な場所にすること。

     

    親としてのあり方をふり返り、幸せな親子関係・家庭環境を築いていきたいですね。

     

     

    子どもが安心して挑戦できる環境が整ったなら、次に子どもの幸せな将来を考えてみませんか?

     

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    ーーーーーこの記事を書いたのはーーーーー

     

      稲泉 景子 (いないずみ けいこ)

     

    富山で4歳男児子育て中の主婦。

    これから子どもにどんな教育をしていけばいいのかお悩み中。

    子育て本や教育本を読むのが好き。趣味はカフェ巡りとラクガキ。

     

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