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親のあり方を学ぼう

思春期の子育てが辛い!子どもと良好な関係を築くための接し方

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    こんにちは。塾選び富山スタッフの白崎です。

     

    保護者のみなさんは、思春期のお子さんと良好な関係を築いていますか?

     

    ●どんなに声かけをしても「うるさい!」「別に・・・」と会話にならない。

     

    ●今までは仲が良かったのに、急に何を考えているのか分からなくなった。

     

    そんなお悩みはありませんか?

     

    反抗的な態度をとる子どもとの親子関係に悩むママも多いと思います。

     

    ですが、思い悩むことの多い思春期だからこそ、適切な距離で子どもの気持ちに寄り添ってあげたいですね。

     

    今回はデリケートな思春期の子どもに対して、親はどう接したら良いのかを考えてみましょう。

     

     

     

     

    なぜ思春期の子育ては難しいのか

     

    思春期とは、心や体が急激に成長する大人への移行期であり、避けては通れない大切な時期。

     

    親に依存していることを理解する一方、親から精神的に「自立したい」という欲求が出てきて、距離を取ろうとします。

     

    そのために、指示されることに抵抗感が芽生え、反発するようになるのです。

     

    思春期の子どもは、自我の形成の中で「自分とはどういう人間なのか」を自問自答しながら心の中で葛藤しています。

     

    お子さんの「自分探しの旅」を陰で応援しながら、いつでも助けてあげられるように良い親子関係をキープしたいですね。

     

    では、具体的に思春期の子どもと良好な関係を築くにはどのように接したら良いのでしょうか?

     

     

     

     

    思春期の子どもと良好な関係を築くための親の4つの接し方

     

     

    必要なアドバイスは、子どもの了承を得てから話す

    子どもとうまくコミュニケーションが取れない時、つい会話の内容が「勉強したの?」「学校どうだった?」などと質問ばかりになってしまいがちです。

     

    そんな時には、心配する気持ちをグッと我慢して、そっとしておいてあげましょう

     

    逆に子どもがコミュニケーションを求めてきた時には、しっかり受け止めてあげます。

     

    その際も必要以上にアドバイスをせずに、聞き役に徹することが大事です。

     

    もし、アドバイスをしてあげた方が良いかもと感じるときは、「その悩み、ママも昔同じことあって、解決したんだけど、その方法聞きたい?」など、お子さん自身にアドバイスをする了承を得てから伝えると、本人にも聞く姿勢ができ、伝えたいことが伝わりやすいですよ。
     

     

    なるべく子どもの行動を否定しない

    思春期になると、親から指示されるのではなく、自分で決めたいという思いが強くなります。

     

    そのために、親の考えと一致せずに衝突することも多くなるでしょう。

     

    そんな時はまず、子供の意見を否定せずに受け入れてあげて下さい。

     

    時には選択肢を間違えて失敗するかもしれませんが、「選択する力」を養うためには失敗の経験もまた大切です。

     

    神戸大学の西村特命教授と同志社大学の八木教授は、所得や学歴より「自己決定の数」が幸福度を上げると論文でも発表されています。

     

    自らの判断で努力することで目的を達成する可能性が高くなり、また、成果に対しても責任と誇りを持ちやすくなることから、達成感や自尊心により幸福感が高まることにつながっていると考えられるそうです。

     

    加えて、子どもの気持ちを尊重し認めてあげることで、親子の信頼関係もより強固になりますね。

     

     

    周りの子どもと比較しない

    思春期の子どもは、自分と他人の違いを意識し、優劣を非常に気にするようになります。

     

    他の子と自分が比較されると「〇〇さんより〇〇ができない自分はダメなんだ」と自分自身の存在を否定してしまうことがあります。

     

    親は周りの子どもと比較せず、わが子を大らかな気持ちで見守りましょう。

     

    「自分にはこんな欠点があるけど、これが自分なんだ」と思えたとき、初めて自立し何かに取り組む勇気がわいてくるのです。

     

     

    親に見守ってもらっていると感じさせる

    子どもにとって、家庭が1番安心できて温かみを感じる場所にすることが大切です。

     

    子どもがそっけない態度でも「いってらっしゃい」と元気に送り出したり、笑顔で話を聞いてあげましょう。

     

    また子どもを信じ、「いつも味方だからね」「見守っているからね」と子どもを安心させるような言葉を意識してかけてあげましょう。

     

     

    まとめ:思春期の子育てが辛い!子どもと良好な関係を築くための接し方

     

    子どもが反抗的な態度をとると、つい親もイライラしてしまうものです。

     

    しかし反抗は、「自立しようとする自分を認めてほしい」「自分にも考えがあることをわかってほしい」という子どもの気持ちの表れなのです。

     

    親としては、つい気になっていろいろ口を出したくなりますが、思春期の時期は子どもと適切な距離を保つことが大切です。

     

    いつか思春期にも終わりが来て、「あの時大変だったな」と思えるようになります。

     

    今は子どもの成長をそっと見守ってあげて下さいね。

     

     

    「勉強しなさい!」と言って、子どもを怒らせてしまうことはありませんか?

     

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    ---------------この記事を書いたのは---------------

     

     

    白崎 真弓 (しらさき まゆみ)

     

    塾選び富山スタッフ/元塾講師

     

    好奇心旺盛な娘と体力が有り余る息子の子育て奮闘中。イベントやワークショップに子連れで良く参加している。

    趣味は旅行、ヨガ。

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    出典

    幸福感と自己決定―日本における実証研究

     

    著者:
    神戸大学社会システムイノベーションセンター 特命教授 西村和雄
    同志社大学経済学研究科 教授 八木匡

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