ママ記者レポートとは・・・親の役割として参考にしたい「フムフム」を子育て経験のあるスタッフがレポートします。自身が学んだことや子育てで経験したことをコラムにし、このサイトで紹介していく予定です。ほっと安心できてちょっと役立つ「フムフム」をみなさまにシェアいたします
こんにちは!塾選び富山スタッフの山本です。みなさんはインターネットで「子どもに勉強をさせるには?」といったキーワードで検索をかけたことはありませんか? 私はあります。インターネットだけでなく、書店でも「子どものやる気を引き出す方法」などのタイトルの本を見ると、吸い寄せられるように手が伸びます。「やる気スイッチ」や「魔法の言葉」、さらには「子どもが自分からやる気になる」というキーワードは、多くの親御さんを魅了するのではないでしょうか。
実際、我が家の子どもたち(中学1年生、小学5年生の男児)も、小学校から帰ってくると宿題をするより先に外遊びに出かけてしまいます。帰ってきてからも、一向に宿題に取り掛かる様子が見えないと私自身、やきもきする時があります。
こんな私と同じ思いをしている親御さん、実は多いと思います。「宿題は?」「勉強しないの?」などと勉強をうながす言葉をかけるものの、心配が裏目に出て、その口調や声のトーンは、まるで事情聴取のような口ぶりになってしまいませんか? 「こんな言い方では、子どももやる気にならないだろうな」と思いながらも、ついつい言ってしまう。それ以外の方法が見つからないですよね…。今回は、そんな思いをしている親御さんに役立つ“子どもにやる気を起こさせる方法”をご紹介します。どれも簡単で、子どもと楽しく取り組めますよ。
やる気が起きないにはワケがある
まず、勉強にやる気のみられない子どもたちの“心の中”をのぞいてみましょう。なぜやる気がでないのか。子どもなりのワケがあるのです。ワケを3つのポイントでまとめてみました。
1.勉強が嫌い
正直、大人になっても勉強が好きという人はなかなかいません。稀に出会う勉強が好きな人は、大抵「勉強が楽しい」と言います。その理由は、自分の興味があることを勉強しているから。人間誰しも関心のあることには興味が湧きます。興味があることは他人がどれだけ「してはダメ」と禁止しても、やってしまうのが人間です。つまり、勉強が嫌いというのは勉強に興味が湧かない、持てないということ。勉強が楽しいと思えないのです。興味のないことに努力をする人はいません。子どもであればなおさらといえるでしょう。
2. 他に面白いことがあるから
“子どもの集中力のなさ”をあげる人は多いと思います。しかし、子どもも興味があることは何時間でもやり続けることができるのです。例えばゲーム。一度始めたらなかなか止めないので困っている親御さんも多いですよね。
3. 勉強をやる意味がわからない
大人たちは、勉強をしなかった自分の子ども時代をしきりに反省して、子どもたちに向かって「今のうちから勉強したほうがいい」とアドバイスをしますよね。「少年老い易く学成り難し」といったところでしょうか。しかし、子どもたちはそう語る親のことをどんな気持ちで見ているのでしょうか。やる意味を見出すどころか、まだ見ぬ未来に対して不安を覚えてしまう可能性が高いです。
子どもの“やりたい”“なりたい”につなげてあげる
子どもの夢、例えば将来なりたいものになるために勉強がどう活かせるかを話し合います。我が家では、中学1年生の長男が小学生時代、将来なりたいものは、流行りの「YouTuber(ユーチューバー)」でした。そこで、どんな能力があれば将来YouTuberになれるのかを親子で話し、要素分解をしました。
分解した要素の一つに「話し方が上手」があるとわかり、その能力を身につけるために、今からできることは何かを一緒に考えました。千里の道も一歩から、です。結果「語彙力をつけよう」ということになり、「年間通して、国語のテストで90点以上を10枚取る」という目標を立てました。それぐらいできれば語彙力がついてきたといいやすくなりますし、夢に近づいていると実感できると思ったからです。このように、子どもが将来したいことと今する勉強がどう関連するかや、メリットを伝えることは重要です。
子どもと相性のいい先生を見つける
「ある先生との出会いで勉強が楽しくなった」という話はよく聞くものです。学校の先生は選べませんので、塾で探してみるのもいいですよね。教えるのが得意な先生は、子どもの興味や能力を引き出してくれます。また、学校では教えてくれないような方法で面白おかしく、多面的なものの見方や視野の広さで伝えてくれるのは、塾の先生ならではといえます。
いくつかの塾で授業を体験したり、人気の学習塾や家庭教師の先生とお話してみたりするなど、子どもの感想を大事にしながら、良い出会いを見つけに行きましょう。
小さな成功や目標を見える化して楽しむ
勉強にやる気を出すにも、自分が今どのくらい頑張っているのか現在地を知らないことには進歩がわかりません。うまくいっているのか、そうでないかがわからなければ、大人でもやる気を無くしますよね。
登山計画のように、まずはここまで登ろうという「小さな目標」を決め、できたら「○」を付ける。丸が増えることは「自分への承認」になりますし、周りも応援しやすくなります。丸が増えることが楽しくなれば、子どもはどんどん自主的にやる気を出します。はじめた時のゼロから比べ、ここまで進んだと振り返ることができれば、今度は、どれだけやればどこまで進めるのか、予想するのも楽しくなります。目標までのペースが早まっているのか、遅くなっているのかも確認してみたいところです。
成功体験と目標、成果とペースを見える化して、ゲーム感覚で取り組めると面白くなりますよ。
子どもに寄り添い、興味の芽を、“やりたい”“なりたい”につなげてあげられるといいですね!
written by スタッフ山本
中学1年生・小学5年生の男の子の母親。読書・映画・マッサージが大好きです。子どもがまだ幼い時は手を焼いて悩んだものですが、子どもの年齢が二桁になるとあの時が懐かしくなります。ママが笑顔でいることが子どもの幸せ。元気をおすそ分けできる情報をお届けします!
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