こんにちは。塾選び富山スタッフの白崎です。
みなさん、普段お子さんにどのような声かけをしていますか?
「毎日、一方的に叱ってばかりで嫌になる…」
「どこをどのように褒めたら良いのか分からない…」
思春期真っただ中のお子さんに対して、自分の子育てがこれで良いのか不安になるママも多いと思います。
もし声かけに悩んでいるなら、思い切って褒めるのも叱るのもやめてみませんか?
アドラー心理学を扱った本「嫌われる勇気」には子育てをする際、「子どもを褒めず・叱らず、勇気づけることが大切」と書かれています。
子どもを「勇気づける」ためには、一体どのように声かけしたらいいのでしょうか?
子どもを伸ばすアドラー式子育ての実践法を学んでいきましょう!
アドラー心理学は、「人間はみんな平等で、上下関係がない」という考え方を基礎としています。
つまり、親と子は対等な関係であり、子どもを1人の人間として認め、尊重することが子どもの自立を促すのです。
親の思い通りになったから褒める、思い通りにならないから叱るという行為は、親が子どもをコントロールしている状態であり、子どもの自立を妨げてしまいます。
そこで褒める、叱る代わりに推奨されているのが「勇気づけ」です。
「勇気づけ」とは、子どもをありのままに受け入れて、いつも見守っているよと伝えることです。
では具体的にどのような声かけをしたら、子どもを勇気づけられるのか考えてみましょう。
お手伝いなど貢献してくれた時、「えらい、すごい、良くできたね」という褒める言葉ではなく、「嬉しい、助かった、ありがとう」という感謝の気持ちを表現する声かけに変えてみましょう。
貢献に対して褒める言葉をかけていると、褒められるためだけに行動したり、褒められないと自信を失ったりしてしまいます。
感謝を伝える声かけをすることによって、子どもは誰かの役に立つことに喜びを感じ、自分で考えて行動できる大人に育つのです。
良い結果が出ると、つい「できたね、やったね」と結果を褒めてしまうものです。
ですが、「毎日〇〇をがんばったからだね」というように努力の過程を認める声かけに変えてみましょう。
また悪い結果が出た場合も、努力の過程を認める声かけは有効です。
がんばっていたことを認め、更にどうして失敗したのかを一緒に考えてみましょう。
失敗した体験から学びに繋がるように、親が手助けをしてあげると良いですね。
他の子と自分の子を比べてつい優劣をつけてしまうことがありますが、他の子と比較することは良くありません。
比較する対象は他の子ではなく、現在の子どもと過去の子どもです。
「昔は〇〇ができなかったのに、がんばってできるようになったんだね」と子どもが自分で気づきにくい、成長した点を伝えてあげましょう。
「私(親)はあなたががんばっているところを見守っているよ」と伝えることが子どもを勇気づけるのです。
ここまでアドラー心理学を使った、子どもを勇気づける声かけの方法を学んできました。
どうしても親は子どもを褒めたり叱ったりして、言うことをきかせようとしてしまうものです。
子どもを伸ばし良い親子関係を作るため、「貢献には感謝を示し」「過程を評価し」「子ども自身の成長に注目」していきたいですね。
すぐに取り入れるのは難しいかもしれませんが、少しずつアドラー心理学の勇気づけの声かけをして、子どもの自立する心を育みましょう!
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---------------この記事を書いたのは---------------
白崎 真弓 (しらさき まゆみ)
塾選び富山スタッフ/元塾講師
好奇心旺盛な娘と体力が有り余る息子の子育て奮闘中。イベントやワークショップに子連れで良く参加している。
趣味は旅行、ヨガ。
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