前回、【前編】では、教育方針や習い事、家での過ごし方を中心にうかがいました。
>>【前編】子ども3人を一流大学に合格させたママに教育方針や習い事について聞いてみました!【先輩ママインタビュー】
お子さん3人をそれぞれ一流大学に進学させた富山のママ、青山さん。
今回は高校での生活や大学受験で、親として実践した子どもの応援方法をインタビューしましたよ。
特に、部活をがんばっている中学生や高校生の子どもを応援したいママの参考になると思います。
勉強については親が口うるさく言わなくても、クラスメイトや学校の雰囲気で自然とその方向に向かって行きました。
高校3年生の部活動引退・運動会と行事が終わる毎にスイッチが入り、受験モードにシフトしていったように思います。
親が「勉強しなさい」と言ったところで、本人にやる気がないと何を言ってもやりません。
受験を目指して長い期間勉強だけをやるというのは、わが家の場合難しいと思ったので、短期集中することを考えていました。
将来どんな方向に進みたいかと言うことは受験のときでなく、高校の文系・理系を決めるときに話し合いました。
その時に、将来どんな道に進みたいか、どんな大学に行きたいかということも共有しました。
勉強に直接関わるということはしませんでしたが、以下3点については気をつけて応援しました。
(1) 部活と勉強を両立させるために生活習慣を整えた
(2)栄養バランスの取れた食事作りに気を使った
(3)受験の制度や進学先など、親が事前に情報収集するようにした
早朝4時に起きて勉強するのを習慣にしました。
というのも、塾や部活から帰ると疲れ切っていて、帰ってご飯を食べて入浴すると、すぐに寝てしまうことが多かったからです。
部活をやっているとどうしても勉強の時間が確保できなかったので、早朝に勉強時間を設ける習慣を作りました。
早起きして勉強する際には、集中できるようにとリビングの環境を整え、親は勉強中離れた場所で本を読むなどしていました(親が寝てしまうと子どもも寝てしまうので)。
双子でも、女の子は自分で起きてやっていましたが、男の子は朝たたき起こすのが大変でした。
食事についてはずっと運動部だったので部活動で指導されていた健康管理の方法を取り入れました。
高校では健康管理について積極的に始動され、保護者が高校に集められて食事指導を受けたこともありました。
「白米を必ず2杯食べさせる」「コンビニで買うならコレ」などと、日々の食事についての栄養の指導もされましたよ。
夜遅くまで勉強するなら夜食を作らないといけませんが、早朝勉強していたので別個に食事を用意する必要はありませんでした。
朝起きたら子どもに目を覚ますためのコーヒーをいれ、学校に行く前にふつうの朝食をとって登校していました。
受験勉強中は、子どもの体調に応じて食事を作るようにも心がけていましたよ。
小学生の頃はもちろん、中学生・高校生といっても子どもには、まだ調べる時間も力も十分ではないと考えています。
親が積極的に受験の制度や大学・学部の情報など、受験情報誌を読んだりインターネットを使ったりして情報収集をしました。
親は子どもの希望を聞いたときに、いろいろな提案ができるようにしておきたいと考えていました。
もっとも、親が調べて見知ったことを「こうしなさい」と子どもに押し付けてはいけません。
あくまで情報を集めて、子ども自身が選べるように「こんな進路もあるよ」と提案するまでが親の仕事です。
子どもを育てる中、受験でも習い事でも、いろいろな情報や周りの人の意見に流されて親子ともに辛くなってしまった例を何度か目にしました。
子どもに何が本当に必要なのか冷静に考えて、不必要に不安を煽られたならその情報から距離を置くようにしてください。
また、受験においては子どもよりむしろ親がヤキモキする時があると思います。
そんなときは親が思いつめていることを、子どもに悟らせてはいけません。
親は常に子どものサポート役であり、決めるのは子どもであることを忘れないようにしてくださいね。
2回にわたり3姉弟を一流大学に合格させた富山の先輩ママ、青山さんのお話をうかがいました。
今回のインタビューでは、勉強も部活動も子どもが望んだことは思いっきりやらせ、親も積極的にサポートする具体的な方法を学ぶことができました。
特に部活動と勉強の両立が難しそうで心配…と感じている親御さんには参考になったのではないでしょうか。
また、親が受験制度や進学先の学校・学部など積極的に調べることも大切だということも聞くことができました。
学校まかせにしていたら、良好な進学先を見落としたり、推薦や面接などの準備が間に合わなくなったりという話を聞いたこともあります。
親は「学校や塾にまかせておけば大丈夫!」と放置せず、積極的に情報収集をして、幅広い選択肢を子どもに与えてあげたいですね。
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ーーーーーこの記事を書いたのはーーーーー
稲泉 景子 (いないずみ けいこ)
富山で5歳男児子育て中の主婦。
これから子どもにどんな教育をしていけばいいのかお悩み中。
子育て本や教育本を読むのが好き。趣味はカフェ巡りとラクガキ。
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