こんにちは。塾選び富山の早水です。
先日、テクノホールで開催された
「賢い子どもに育てる住まいづくりセミナー」を受講してきました。
家庭教育プロデューサーの酒井勇介氏が講師の
以前から、聞いて見たかったセミナーです。
毎日子どもを褒めてあげたい!!の文言に惹かれます。
ところでみなさんは、「賢い人」ってどんな人だと思いますか。
・有名大学の出身者?
・官僚?
・お医者さん?
・弁護士?
答えは人それぞれだと思います。
我々は、「自分の心で感じ、頭で考え、自分のハラで決めたことを実行できる人」と考えています。
勉強や仕事などに関わらず、大事なことだと考えるからです。
今回のセミナーで、ヒントになりそうなことがたくさんありました。
特に、子どもが年中~小学生のご家庭に有益だと思いますが、
中学生・高校生の保護者の方にも役立つと思ったので、
みなさんにも少し共有しますね!
①子どものSOSの見抜き方
まず最初にお話されたのが、子どものSOSへの発見の仕方でした。
富山県でも自殺する生徒のニュースを見るたび、胸が痛くなります。
SOSの見抜き方は、
・帰宅時に子どもの目と顔をチェック
・週1回は子どものノートをチェックする
この2つが有効だそうです。
子どもの通学カバン(ランドセル)を置く定位置をリビングに用意することで、
ノートを見やすい環境にできるそうですよ。
②学習習慣作りは、まず生活習慣作りから
起床や就寝の時間、食事の時間、整理整頓など、
生活習慣や家庭環境が整っていないと、学習習慣はできにくい。
分かっていても、両親共働きだと特に難しいのが現状ですよね。
私も反省するばかりでした。 第一歩として、物の置き場所を決めることをお薦めされていました。
パターンを決めることで、無意識に行動できるようになるそうですよ。
また、精神年齢が低い子どもが集中できるのは、静かな部屋ではなく、落ち着く部屋だそうです。
リビングでの学習が注目されている理由がここにもあるのですね。
③世界の学力調査上位フィンランドの秘密
フィンランドの家庭を調査したところ、ある特徴があったそうです。
・自分だけの本棚がある
・家庭、授業で「なぜ・どうして」の質問が多い
・家庭で学校での出来事を話し合う
この3つです。
ですが、思春期の我が子に「学校どうだった?」と聞いても、
「別に」
「いつも通り」
「うざい」
なんて言われそうですよね・・・・
その解決策として、
「今日の学校、楽しさ何点?」
「今日の学校、悲しさ何点?」と聞くことが有効だとお話していました。
点数を言うだけなので、返事が返ってくる確率が高いようです。
そこから点数の理由を聞くことで、スムーズに話をしてくれるようです。
試す価値はありそうですね。
また、保護者のみなさんご自身も
「今日のお父さん、仕事○○点だったよ」
「今日のお母さん、夕ご飯の出来○○点だったよ」などお伝えすることで
相互理解につながるとのことですよ。
少しでもお役に立てると嬉しいです。
学校(塾も)・家庭・地域 すべての教育が子どもの成長に必要ですもんね。